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アーユルヴェーダQ&A(34)

お正月企画 Q&A のシェアになります〜

✨本日の質問
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 妊娠時に酸味・辛味や、普段はあまり食べないお肉を欲しました。 この味覚の変化はピッタでしょうか。妊娠するとヴァータ・カパの影響が強いと思いましたが、なぜピッタになるのかなと考えております。

👉 お返事
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 妊娠4ヶ月目は、3ヶ月目で形成し始めた手足や頭、目や耳など、そして内臓器官などが完成し、血液循環も行われるようになり胎児は母親から栄養をラサワハスロータス(臍の緒)を通じてしっかりと得ることができるようになります。  
 また、この時期は、胎児の心が働き始めるとも言われています。そのため、胎児の欲求が母親にラサワハスロータスを通じて伝わり、母親は自分らしくない欲求(=実は胎児の欲求)を感じ始めます。
 ですので、女性が妊娠時に感じる好みは、ドーシャに起因するものではなく、場合によっては胎児の好みなのです。(もちろん、母親自身の好みの場合もあります。)  質問者さんのお子さんは胎児の時に、酸味や辛味やお肉が食べたかったのかもしれませんね。もしかしたら、現在も酸味や辛味、お肉が好きなお子様に育っているのではないでしょうか?  

 ちなみに、私の場合、2番目の子供を身籠ったときは、それまで全く飲みたいとも思わなかったノンアルビールが、その時はなぜか無性に飲みたくなり、現在8歳に成長したその娘はノンアルビールが大好きです(どういう子供なんだ笑)  
 もちろん、毎日その子にノンアルビールを飲ませるといったことはないですが、たまにノンアルビールが食卓にあると勝手にいつの間にか飲まれていて、「あぁ〜ビール最高😆」とオヤジみたいなことを言ってます。


 話はそれましたが、妊娠4ヶ月目から重要になってくる点は、胎児から伝わった欲求を母親が叶えてあげなければ、胎児の身体に欠陥が発生する可能性があるとも古典書には書かれています。
 ですので、妊婦さんは普段から「体の声を聞く」ということを意識して生活するのがとても大切ですね。  
 アーユルヴェーダでは4ヶ月目で手足や感覚器官や内臓が完成し、心が働き始めると言われているため、そして心は心臓にあると考えるので、妊娠初期で胎児の心拍が確認されない場合でも、4ヶ月目まで待つと心拍が確認されるといったケースもよく聞く話です。  
 イランのテヘラン大学でユナニ医学を医学生達に教鞭をとっている助産師スダーベ・ビュースさんと以前話をした際にも、彼女も同じことを言っていたのがとても興味深かったです。「妊娠の早い段階で心拍が見られない場合でも、1ヶ月も待てば心拍が見られるようになったという妊婦さんを何人も見てきた」ということでした。


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