魂が喜ぶこととは?
こんばんは!おさないです💖
今年もあと2ヶ月で終わるタイミングで、去年と今年を振り返って少し思うことを綴ります。
今年は本当に世界が一変した1年だったと思います。また、これをきっかけに今までの生き方を振り返り、これから先どういう人生を送っていきたいのか深く考える人も増えたように思います。
わたしの最近の人生も色々と考えさせられるものでした。
ー イラン情勢
ー ウクライナ航空の爆撃(知人の知人が数名乗客してました)
ー 新型コロナウィルス
ー 急遽日本帰国(旦那はイランに残る)
ー 伯父の長期入院
ー 叔父の死
など。
こういった出来事が起こるたびに、
「自分」はどういう人生を送りたいのか?何を一番大切にしたいのか?わたしに与えられた命とは?など色々考えさせられました。
簡単な質問だし、そんなことくらい自分が一番よく知っていると多くの人は思っているかもしれません。でも果たして「自分」は何を欲しているのか、人生から何を求めているのかクリアになっていますでしょうか?
欲しかったこと手に入れても、まだ何かが足りないように感じる。そしてまた次の欲求に移りそれを満たすけど、それでもまだ満足感が得られない〜という連鎖。
そして、最終的には恋愛、物、服、美容、お金、子供、仕事、学歴、地位などこれら全てが手に入ったとしても、まだ何かが欠けているような不思議な空虚感。
この空虚感はどうやって満たされるのでしょうか?
アーユルヴェーダでは人生には4つの目的があると教えています。
ダルマ、アルタ、カーマ、モークシャ
この順に目的を満たして行かないといけないです。
ダルマは正義や義務。ダルマを通してアルタ(富)を得て、そのアルタでカーマ(娯楽)を楽しみ、最後にはモークシャが待っています。モークシャとは、魂の輪廻転生からの解放です。
だから、
ダルマ(正義、義務、仕事)とは、「モークシャがその先にあるダルマ」、
アルタ(富やお金)とは、「モークシャがその先にあるアルタ」、
カーマ(娯楽や快楽)とは、「モークシャがその先にあるカーマ」です。
こうした仕事やお金や娯楽であれば魂は満足し安心できますが、モークシャがその先にない仕事やお金や娯楽は満足感が得られません。魂が喜ばないからです。
では、魂が喜ぶこととは?
それを知るには、まず魂とは何か?を知らないといけないですよね。
私たちが100パーセント魂になるのは死後です。
今は、生きているので私たちの存在は体、心、魂の3層ですが、死後は完全に魂だけになれるのです。
だから魂のことを知ることとは、死後の世界について学ぶこと。
現代精神科医エリザベス・キューブラー ・ロスの死について書かれた本を何冊か15年以上も前に読んことがありました。そこには魂の存在について証言するようなことがいくつも書かれており、魂とはアーユルヴェーダやアジア文化オリジナルの信仰ではなく、現実に存在するのだということを深く心に刻んだのを覚えています。
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