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こんにちは!
Ayuraです。
前回の記事では色と共感覚についてお伝えいたしました。
今回は色とはそもそも何なのかということについてをお伝えいたします。
色というものは光の中にあるものです。
太陽の光をプリズムに通すと光が分解されて虹ができますね。
それが色という存在です。
では光とは何なのかというと、電磁波です。
私たちは日々太陽の光を浴びていますが、それは太陽から降り注がれている、電磁波によるエネルギーを浴びているのです。
もっと細かく言うと、いくつかの電磁波が複合されたエネルギーになります。
そして電磁波というのはプラスとマイナスという両方の性質を持ち、大気中を波状に伝わっている波動エネルギーのこと。
この波の大きさのことを波長と呼び、この波長の長さの違いによって電磁波は様々な種類に分けることができるのです。
電子レンジやテレビ、携帯の電波と呼ばれるものは、全てこの電磁波のことで、効果や働きが違うのは電磁波の波長がそれぞれ違うことによって性質が変わるからなのです。
そしてその様々な波長の電磁波の中でも、目で見ることができる波長が
「色」
になるのです。
目で見て認識できる電磁波が「色」なのです。
可視光線と呼ばれています。
勿論目には見えない電磁波も沢山あります。殆どが目には見えません。
紫外線も赤外線も私たちの目では捉えて見ることができません。
そして色はその電磁波があるだけでは鮮やかな色彩を表現することはありません。
物体があり、そこに光が照らされ、物体が特定の色を反射することによって色が生まれます。(反射されなかった色は吸収されています。)
そして更には、その色を認識、識別するための機能がない限り、「色を見る」ということはできないのです。
動物の目や脳がその機能を果たしています。
物体が特定の波長の光のみを反射し、それを目と脳で受け取ることによって、色を見ることができるのです。
私は子供の頃、自分が見ている色が人と同じなわけがないと思っていて、どうしてそうなるのかがとても不思議でした。
一緒だと感じていることがわかるのが嬉しかったのです。
何度も何度も「これ何色にみえる?」と確認したので、よく覚えています。笑
それは私にとって、まるで当たり前の中にある奇跡のような存在です。
こうして色について学んでいくと、確かにそれは当たり前のようであって奇跡であることがわかります。
光を受け取る機能が違えば、私たちは、同じ色を同じ色として見つめることができません。
もっといえば、存在自体を互いに知ることすらないのです。
私たちが見ている世界と、動物や虫たちが見ている世界は違います。
見えている色、時には存在そのものが違うのです。
私は人間なので、人間にうまれて、スペクトラム(虹)という色を見ることができてとても嬉しいです。
世界は色にあふれていて、人の心にも、力にも、音にまで色があるのですから。
本当に恵まれた世界に生きていると実感できます。
そしてこの色と呼ばれている電磁波には様々な作用があります。
この作用を活用することで、まだ医療が発展していなかった時代の人たちは、心と体の健康を保ってきました。
先日noteに載せたツイートの中にも、昔行われていたステンドグラスによる治療について書かれている文がありましたね。
こういった昔から続く色彩療法の知識は、時代の流れの中で「実証できない」という理由で廃れていきましたが、現代では古の知識について科学で実証できるようになり、ふたたびその価値が見直されるようになりました。
現在私は占星術や生命の木、そして心と体、チャクラに関する知識を集めていますが、この中で色に関する知識というのも避けては通れない必要なので、勉強しています。
次回のはこれらの知識と色を関連付けて、記事の中でお伝えできたらと思っています。
最後に余談なのですが、昔ある時期、特定の色をまとった宗教団体が有名になりましたが、何故彼らがその色をまとっていたのかは、色についての勉強をすることで理解できるようになりました。
ですが、世の中は全てバランスが大事です。
過度なものは身体にも心にも負担をかけます。全ての物事にこれは当てはまります。思想や信仰に対して文句をつける権利はないので、しませんが、それでも知識を集めて自分で精査するという行動はとても大事だと、再認識したのでした。
心と体の健康を占星術の観点から読み解いています。
自分だけの、人生においての喜びや苦しみを見つけ出し、より良い時間と経験を生み出せるように、ヒントを共に探しましょう。
鑑定はHPから受け付けています。