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【エッセイ】流行り病に罹って

ども!!
ご心配おかけしておりましたが、完全復活したしました😆

いやぁ…あゆさんの嗅覚が旅に出て、戻るまでに2週間余りかかりました💦
まぁまぁ長旅ですよね。

身体が元気になってくるまでは、このまま戻らないのでは…と実はかなり不安になっていました💦
…と言うのも、ご存じの方も居る思いますが、あゆさん”ブログ"を運営しています、料理レシピや食に特化したブログサイトです。

レシピの数も増え、その他食べ歩きなど、料理レシピに留まらず、コンテンツ作りに励んで来ました。

読者の方も少しずつ増えて来て『頑張って来て良かった』そう思って、さらに充実した内容をお届け出来るよう、試行錯誤していた矢先の"流行り病"でした🥺

今は誰が罹ってもおかしくない。
どこから移ったとか心当たりなんて全くないし、誰を責められる事でもない。

ただ、正直『今かぁ…』と思いましたね。

ここ1年、頑張って来た事が少しずつ形になって来た時だったので。
そこでの嗅覚完全消失、突然旅に出てしまったあゆさんの嗅覚…茫然自失。
今までも風邪引いて匂いがしにくいような事は何度もあったけどここまで完全に無くなるなんて…

いつも”トイレの100ワット”と言われるあゆさんもさすがに落ち込んでおりました。
どよよーーーんと笑

このまま嗅覚戻らなかったらどうしよう

こんな匂いの分からない私が作った料理レシピを誰が参考にするだろう

しかし落ち込んでても何一つだっていい事はありません。
そんな時にフォロワーさんにある"薬"が効くかもと教えてくださった方が居て、仲良くしてる人にその事を話すと少しあてがあるので

聞いてみるね!

そう言ってくれたんです。

落ち込んでたあゆさん、薬が手に入る入らないは別にしてそう言ってくれた気持ちが嬉しかった😭

ま、結局手には入らなかったんですけどね😅

でも何かそれで吹っ切れたんです。
落ち込んでてもしゃーないなと。

もう『今、出来る事をするしかないんだ!!』と。

味が分からなくても、あゆさんには長い主婦歴の中で培った"勘"があるではないか!!と。

いつも目分量で作って来てちゃんと作れてたんだから、作れないはずは無い!!』と。

その日からツイッター、Instagram、ブログを全て再開しました。

いつ戻るか分からない旅人を指を咥えて待っていても仕方ないですしね。

そんなこんなしてるうちに、ここ数日で急激に体調が良くなり、嗅覚も復活!
ま、鼻に若干の違和感は残っていますが大丈夫!料理を作ることもまた楽しくなってきました♪


今回”流行り病”に罹ってみて改めて思ったこと。気が付いたこと、わかったことが本当に色々ありました。

あゆさん、以前からも言っていますがこう見えて子供の頃から身体が弱く、持病だけでなく色んな病気をしたり大けがまでしたりと、

趣味は”病気” ”特技は”入院”😩

とまで言われていましたw(もちろん冗談ですけど笑)

子供の頃はとにかく喘息が酷く入退院を繰り返してきました。

幼稚園に行けなかったり(結局退園しました💧)学校を長期で休むこともすごく嫌だったけど、同じように入院している友達も出来たりして、それなりに毎日楽しいこともあったし、院内学級で催してくれた ちょっとしたイベントやクリスマス会もすごく楽しかった。

でも、その反面悲しいこともありました。

それは友達が病状の悪化からICUに入ってなかなか戻って来なかったり、そのまま亡くなってしまったり。
この間まで一緒に笑っていた友達が突然居なくなってしまう。

初めてそれを経験したのは5歳の頃でした。

その体験を書いた記事はコチラ👇

https://note.com/ayupipi/n/ne90f076f1aa5

幼いなりに悲しい思いをしてきたはずなのに、命の大切さを分かっていたつもりだったのに、人間って月日の流れと共に記憶が薄れてしまったりするんですよね。
やがて自分の命すら大切だと思えなくなっていったんです。

愚かな事に。

考えてみたらあゆさんの喘息は重い方ではあったけど、余程じゃないと命を落とす事は少ない病気。

でも、入院中あゆさんの周りにいた友達の中には”死”と隣合わせの子もいたんです。
先が見えない病気と闘っている子もいた。

今思うと、あゆさんなんて まだ全然恵まれていた方なんですよね。

時が経ち 長く生きて来ると肉親や友人、知り合いが”病気”や”事故”で亡くなってしまうという事も何度となくありました。
長く、自分の命を大切に生きて来なかったあゆさんは、大切な誰かがこの世から居なくなるという”別れ”を繰り返す中で、大事な何かをその度に教えられてきんだなと今は思っています。

てか、流行り病が今までの生活を一変させてからもうすぐ3年経つんですね。


初めの頃は”得体のしれない病気”という感覚で知識もあまりなかったこともあり、呼吸器に持病のあるあゆさんはとにかく怖かった。
ただ、それは自分自身が居なくなるという恐怖ではなく、自分が居なくなることで困る、悲しませてしまう事がとても怖かった。

そして今回、気を付けて生活していたにも関わらず罹ってしまい、想像通り持病の喘息が悪化したことで、忘れかけてた最初の頃の”怖さ”が甦ってきました。

もしも…』なんてことも考えた。

幸い、自宅で普段からある程度の発作に対応できるよう医療用の吸入器や、パルスオキシメーター、薬があったので入院せず乗り切れましたけどね。

そして喘息が落ち着いて来た頃に”嗅覚消失”

当たり前に毎日作っていた料理に風味を感じない。
味噌も醤油も塩も同じものにしか感じない。

いやぁ~すごいダメージでした。
本当久しぶりにこんなに落ち込んだかもしれません。
風味を一切感じられないことで、嗅覚だけでなく作る意欲まで消失してしまいました。

しかし、得たものもありました。

親身になって心配してくれた人。
気遣いの言葉をかけてくれた人。

たくさんの優しさに支えられました。

得たものとは、改めてその存在の大きさと有難さを実感できたことでしたね。

あゆさんの身近な人達。
ここnoteで知り合った人、SNSで繋がってる人。たくさんの人達があゆさんの支えになりました。

この場を借りて、お礼を言わせてください。

本当にありがとうございます。
心から感謝しています。


そして。

ここ数日で嗅覚がほぼ回復。


あゆさんの”嗅覚”もやっと長旅から戻ってきました。

今まで当たり前にあったものが、不意に無くなった時に改めて当たり前じゃなかったことに気付かされ、思い知る。

流行り病”に罹って、『喘息が悪化してしまったら』って恐怖はあったけど”嗅覚が無くなる”ことは想定していなかっただけに、あまりにショック過ぎてあんなに落ち込むなんて想像もしていなかったんですよね、それはブログを始めていたからこそなおさらかもしれません。

当たり前にあるものは
あって当然じゃない。

どんなことでもそう。


目の前にある当たり前にあると思っている小さな幸せにも気付けなくなっていたのかもしれません。

反省…。


流行り病争い。(お察しください🙇‍♀️)
今、混沌としたこの時代を私たちは生きているけれど、今、同じ時を生きているという事はそれだけで奇跡。

明日が来ることだって奇跡。

いつ失ったとしても
明日が来なくなっても
何ら不思議はない。

そんな毎日を、今日も共に生きられることは奇跡。



願わくば


いつ命を失う事になったとしても


最後に思い浮かべるのが



大切な”あなた”でありますように。






















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