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手抜き料理好きによる「味噌作り教室」参加レポート
先日、私が現在通っているBBT大学の卒業生でYouTube番組を一緒に制作している卒業生の平本玲奈さん(以下、レーナさんとお呼びします)が開いてくれた「手作り味噌教室」に行ってきました。
なぜ、味噌作りを習おうと思ったか
手作り味噌といえば、料理上手が作るイメージがあるかもしれませんが、私はどちらかと言うとその対極におりまして、どちらかと言うと手の抜き方に力を注いでいる手抜き料理好きなのです。
なぜ、手抜きになったかと言うと、凝った料理をすると失敗する可能性が増えるので、なるべく工数を減らす事で失敗する確率を減らしているからです。
話がそれましたが、料理上手でもない手抜き料理好きの私が、味噌を手作りで作りたいと思ったかは3つの理由があります。
1つ目は、私が毎日味噌汁を作っているからです。私が良く作る味噌汁は昔ほんだしのTV CMで紹介されていた「食べる味噌汁」の影響を受けたもので、野菜を沢山採り、発酵食品を定期的に採る、手抜き料理好きの救世主的な役割を担う味噌は私の手抜き料理をには欠かせない身近な食材だからです。
2つ目は、私は、明るく楽しい老後の生活研究家として、BBT大学で研究をしているのですが、私自信の老後は、収入が減っても生きていけるような、半自給自足生活を実現したいと考えているからです。今年の春からその夢を叶えるために、畑で野菜の作り方を学んでおり、将来的には大豆も育てて、味噌・豆腐・納豆を手作りしたいと考えているからです。
3つ目は手抜き料理人になったの理由でもあるのですが、私は不器用でよく料理を失敗するので、味噌作りも失敗しないように、きちんと人に習いたいと思ったからです。
レーナさんにお願いした背景
今回のイベントは定期的に開催されたものではなく、私がレーナさんに「味噌作りを教えて欲しい」とリクエストした事によって開催されました。
レーナさん私がレーナさんお願いした背景としては、レーナさんが、”食べる”をテーマにした会社TABERU.CLUBを去年起業されていて、料理教室、料理の講師、料理イベント等を実施された経緯がある事。食べ物の中でも特にお味噌等の発酵食品がお好きで、今まで味噌や天然酵母のパン等色々と作られている経験豊かな方だかなのと、普段から会議でお会いしている時に、いつも人の意見の前向きな要素を引き出してくれるので、料理下手な私にも優しく教えてくれそうだと思ったからです。
開催して頂いた月島のカフェ虔十(けんじゅう)
当日の様子
<開催概要>
1.2021/10/18(月)10時〜13時
2.参加者:味噌嫌いを克服したい宗野さんと、野田の2名
3.場所:月島のカフェ虔十
4.講師:平本 玲奈さん
5.もちもの:エプロン・筆記用具・出来た味噌を持ち帰る袋
6.注意事項:当日の朝は納豆を控える事。(納豆菌は強いため)
参加者について 参加者は私を含めて2名でした。しかも同じBBT大学の卒業生であり、私が今一緒にお仕事している方でもあるので、最初から打ち解けた雰囲気で開催できました。
場所について 場所は、月島のカフェ虔十で開催されました。このカフェは平日はレーナさんのお父様がこだわりのコーヒーを出すお店として経営されており、土日は現在レーナさんが経営し、レーナさん手作りのチーズケーキやランチを提供されています。
当日は、贅沢にもカフェを半日貸し切っていただき味噌づくり教室の会場として提供して頂きました。
築50年以上経つ歴史あるビルの中にカフェがあるため、とても落ち着いた雰囲気の中での開催となりました。
習ったレシピ
「2倍麹のお味噌」という、初心者でも失敗しないレシピを選んで頂き、仕上がり分量は作りやすいように少なめの1/3の量をご用意頂いていました。
(今回ご用意頂いた材料)
1.板の形になっている麹を1粒1粒ほぐす。ほぐし方が荒かった時に、もう一度やり直すのが嫌だなと思った私は、1粒1粒細かくほぐしていました。ほぐしながら、ご一緒させて頂いた宗野さんとおしゃべりをしていたら、とても楽しくて、いつもは嫌な単純作業がとても楽しかったです。
ドラマなどで、昔の人が家の外で隣近所の方と一緒に楽しそうにおしゃべりをしながら家事をしている姿を見た事がありますが、それに似ているのかも知れないなと思いました。
2.1の麹に塩を混ぜる 1粒1粒ほぐした麹に、塩を混ぜます。
3.大豆を手で潰す 事前にレーナさんが準備して頂いていた大豆(小指と親指で挟んで潰れるほどに柔らかいもの)を両手で潰しながらペースト状にします。思いっきり手をグー・パー・グー・パーしながら潰しました。
大豆を混ぜるボールはとても大きかったので、豆が溢れる事を気にせずに思いきり力を入れられました。
4.大豆に麹を混ぜる 3の大豆に2の麹を入れて混ぜました。
5.空気が入らない様に味噌玉を作ってジップロックに入れる 味噌を保管する時に、空気が入らないようにするために、まずは直径約10cmの味噌玉を作ります。
味噌玉ができたらジップロックに入れます。この時も空気が入らないように潰しながら入れました。
6.完成!!!
ジップロックの蓋を閉めて、マジックで日付と味噌の特徴を書いて終了です。
今後は、月に一度(毎月19日)に味見をしながら、3〜6ヶ月後に「美味しい」と思った時が食べ頃だそうです。
(左から、宗野さん、レーナさん、野田)
習ってみて感じた事
麹のほぐし方から、Ziplocへの詰め方までレーナさんに細かいチェックをしてもらいながら作れたので、手抜き料理好きの私でも、安心して作り終えました。また、ミスもなく作り終えたので、味噌作りは、料理上手でなくても作れるという事を実感できました。
レーナさんには、初回の味噌作りを成功させるための質問から、将来2回目を自分で実施する時を想定した幅広い質問にも答えてもらい、今後自分でも作ってみようと思えました。
できれば、今回の様に、複数人数で一緒に作れると、単純作業もお喋りをする事で気が紛れるし、人によって少しづつ作り方の違いを見られるので、楽しそうだと思います。
(最後に出して頂いたランチ)
「味噌作り教室」の最後は楽しいランチタイムでした。美味しいレーナさんの手作り料理を頂きながら、味噌の味比べや、ランチで出してもらったおかずの作り方も教えてもらったりと、味噌だけでなく「食事全般」について教えて頂けたので、日々の食事作りにも助かりました。
(お米もこだわっていらっしゃいました)
今後、私がおばあちゃんになるまだ味噌を手作りし続けられた場合、
今回、レーナさんに教わった「味噌作り教室」を思い出すと思います。
ここで改めてお礼を申し上げたいと思います。
開催してくれたレーナさん
お店を貸してくれた、レーナさんパパ
一緒に受けてくださった宗野さん
ありがとうございました!!
レーナさんは目配り気配りが素晴らしく、細かい事まで気にかけてくれたので、私達のように知り合いが来ても楽しいし、お喋りも楽しいので、きっと初対面の方が来られても楽しく過ごせられると思います。