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愛犬が虹の橋へ
「最近泣いたこと」で書いたことが現実になった。今朝、愛犬ぽっちゃんが亡くなった。13歳だった。
前日の夜、体調は急変した。夜通しせきこみ、ほぼ一睡もできない状態だった。
朝になり、少し収まり安心した。前にも同じような発作があったので、同じようにまた1日ゆっくり寝ていればよくなるだろうと思っていた。だけど、戻らなかった。
1am 嘔吐下痢
3am 2度目の下痢
4am 声をだして鳴く
4:10am 痙攣 硬直
4:14 永眠
最期を看取ってあげられたことだけが今の救い。それでも、後から後から、後悔はやってくる。
「もっと鶏肉を食べさせてあげればよかった」「オヤツあげればよかった」とか、今も、ずっとくりかえされている。
くりかえしと一緒に、涙が溢れて止まらない。こんなにも、どこに涙があったのだろうかと、不思議になるほど溢れてくる。
具合が悪くなってからのお散歩は、家の周りがだけだった。おさんぽが、好きなぽっちゃんには、ものたりないんじゃないかと、調子の良さそうな日は3人で、近くの公園まで出かけた。
コーヒーを持ってベンチにすわり、ぽっちゃんを抱っこする。新しく咲いてる花をみて
「コスモスって秋桜って書くんだね」とか、他愛もない会話をし、ぽっちゃんをなでる。あの時間がしあわせだった。
ペットの死を表現するとき「虹の橋をわたる」というのがあるそうだ。まさに、今日の空はそんな空だ。太陽と雨が交互に現れて虹の橋ができそうな空。
まるで、最後まで空気を読んで、完璧なタイミングで、虹の橋をわたったぽっちゃんのやさしさのようで、また泣けた。
ぽっちゃんに「ありがとう」がちゃんと伝わっていたかも心配になってきた。
最期の時、悲しくて直視できなかったから。本当は、もっと優しい言葉をかけてやればよかったのに、悲しくて逃げたい気持だったから。
だけど、パートナーは、最期まで目を逸らさず「ありがとう」という声をかけてやっていた。
冷たくなったぽっちゃんを、シャンプーし、ドライヤーをかけ、丁寧にブラッシングして、綺麗にふわふわにしてやっていた。彼の姿を見てこの人と一緒でよかったと思った。
今、ぽっちゃんはふたりのベッドの枕のあいだに眠っている。いまにも起きてきそうだ。
生まれ変わりがあるのなら、また会いにきてくれるだろうか。綺麗な寝顔を見ながら、今日は最後に一緒に眠ろう。
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ペットロスなんて、わたしには関係ないと思っていたけど、強がりだった。心の整理がつくまで時間がかかるだろう。
心の整理がついたら、愛するパートナーとまたふたり存分に人生を楽しもうと思う。
命には限りがある。ぽっちゃんが教えてくれたことを忘れずに。
以上
取り留めもなく書いてしまいました。最後までありがとう。