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「肩の注射で悩む人」にとって役立つかもしれないnote


みなさまこんにちは。柔道整復師・整体師・パーソナルコーチのAYUMIです。noteでは日々の勉強や読書の感想を「ココロとカラダを整える」ことに活かせるように書いています。

ほぼ自分のアウトプットのために書いていますが、誰かの参考になるかもしれないと思い、noteに残しています。


本日の論文の紹介

本日はこちらの論文のアウトプットです。

The Effectiveness of Ultrasonography-guided Suprascapular Nerve Block for Perishoulder Pain(肩周囲痛に対する超音波ガイド下肩甲上神経ブロックの有効性)


この論文を選んだ理由

肩が痛いお客様がいたので。

論文には何が書かれている?


肩の痛みに対する肩甲上神経ブロックの注射の有効性

調査対象


グループ①
・25 人(男性 12 人、女性 13 人)
超音波ガイド下で神経ブロックを適用

グループ②
・25 人の患者 (男性 11 人、女性 14 人)
超音波検査なしで神経ブロックを適用

※患者の平均年齢は51.6歳
※評価法:ビジュアルアナログスケール(VAS)
※肩の機能評価:コンスタントショルダースコア(CSS)、肩機能は神経ブロック前、術後直後、術後1ヵ月後

痛みの程度はビジュアルアナログスケール(VAS)を用いて評価し、肩機能は神経ブロック前、術後直後、術後1ヵ月後にコンスタントショルダースコア(CSS)を用いて評価した。

調査結果

・処置前のVASスコアとCSSにおいて、2つのグループ間に統計的に有意な差はなし( P >.05)

・処置直後、研究グループと対照グループの両方で、VAS および CSS パターンが大幅に改善された ( P <.05)。

・1か月の追跡調査では、研究グループは対照グループよりも優れたVASおよびCSSパターンを示した(P <.05)。

・研究グループでは合併症は発生せず。対照群では、2 か月間、動脈穿刺が 2 件、神経障害を伴う直接神経損傷が 3 件。

この論文から学べること


超音波検査下での肩甲上神経注射は、盲目的な方法と比較して、安全で正確かつ有用。

肩が痛くて医師からブロック注射をしましょうと勧められたら、超音波(エコー)装置で痛みの原因となっている部位を確認しながら行うブロック治療の方が安全性や効果が共に高いと言えそうです。

まとめ

肩の痛みが気になるときはどうすればいい?

まずは整形外科を受診して、レントゲンやMRIで痛みの原因が何なのか医師に聞いてみましょう。

肩に関しては、レントゲンだけでは分からないことも多く、診断までに時間がかかることも多いかもしれません。整形外科の先生たちもそれぞれ専門分野があると思いますので、肩が痛いときは肩の専門の先生に診ていただくのが一番良いと思います。

肩の専門の先生が近くにいない場合は、近くの整形外科に行って肩の専門の先生を紹介していただくもの一つの方法だと思います。

接骨院や整体はどうなの?

接骨院や整体に行ってみようかと思う人も多いかもしれません。ですが、最初は整形外科に行くことをおすすめします。画像や医師の診察の方が痛みの原因が特定できるはずです。

整形外科の先生に「その後の運動などは整体に行って相談してもいいですか」と聞いて、OKが出たら接骨院や整体に行って治していくのも良いかもしれません。

❤️❤️❤️
自分の体を大切に元気にするために、医師も接骨院も上手に使っていけるといいのでは、と思います。


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