あゆみ将棋塾 始めたての子の指導方針2024年9月版


始めたての子

 1,1手詰を繰り返し解いてみる。
 2,四間飛車の基本の定跡を覚える。
 3,将棋を一局指しきる。

解説

 1,1手詰を繰り返し解いてみる。

 将棋は、王様を詰ませるゲームですから、一手詰ができなければ、勝てません。よって、詰将棋をやる必要があります。
 また、1手詰を繰り返し解くことで、駒の動かし方を考えず、すっと指せるようになります。その他にも効用があります。繰り返し同じ問題を解くことで、読むスピードが格段に上がります。よって、1手詰はやる必要があります。これを嬉々として取り組む姿勢を見ることで、将棋との相性も確認できるので、教室としてやらない手はないと思います。

 2,四間飛車の基本の定跡を覚える。

 将棋は、攻めの形と守りの形を組む必要があります。
 その基本を学べるのが、四間飛車です。
 まずは、四間飛車を学びましょう。

 基本的な定跡は、以下の記事にて紹介しています。

 3,将棋を一局指しきる。

 将棋は体力がいるゲームです。負けても悔しいので、自分のやるせない気持ちを処理できるだけの度量が求められます。勝って嬉しくても喜ぶのではなく、心の中で処理できる器量も求められます。
 
 まずは、オンライン将棋を簡単なモードでコンピュータと対決をしてみるのがいいと思います。いきなり人と対戦するのは、将棋が嫌いになる可能性があります。その子の特性に合わせて、人とやるべきか、回りの大人が判断してください。ここの選択は、将棋人生に大事な選択となりますので、気を付けてください。

付録:始めたての子の練習方法の記事

始めたての子の練習方法は以下の記事にて解説しています。

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