将棋塾の経営についてのこそこそ話
1,市場規模を調べてください。
まず、自分の活動する地区の小学生の人数を調べてください。
大体、将棋に興味のある子どもは、小金井市であれば、約2.2%くらいだと思ってください。(当塾調べ:約5100人のうち、115人程度)
115人のうち、実際に将棋を習っている子が、15人くらいです。
そして、新たに将棋を習わせようかなというのは、1、2人くらいです。
つまるところ、貴方が将棋を子どもに習ってもらいたいと望んでも、新規開拓できる場合は、100人将棋に興味ある子どもたちのうち、大体二人です。
2,二人の内、リピートしてくれるためにどんな工夫をするか?
将棋は継続しないと強くなれないゲームです。
よって、継続してもらうための工夫が必要です。
あゆみ将棋塾では、以下の工夫をしています。
将棋を通じて、長期間取り組む継続力の養生。
局面をどうとらえるか、言語化できる能力の育成。
学習(読み・書き・算盤)の基礎稽古を行っています。
自分のできる範囲で、取れるサービスを展開していきましょう!
3,経営コストについての理解
経営するコストへの理解、固定費・変動費について理解してほしいです。
場所を借りる場合は、公民館・カルチャーセンターやコミュニティスペース等、時間貸しをしてくれる場所を活動場所に選びましょう。
場所を借りると、基本赤字だと思ってください。
もしくは、教室の価格を吊り上げることになります。
それと、リスクマネジメントだけはしっかりやったほうがいいです。
往復の事故や、教室時の事故、地震や災害などの対応を先に考えてください。
4,将棋塾を経営する理念を問い続ける
なぜ、将棋塾を続けたいのかを考えることが求められます。
将棋塾は、そこまで儲かりません。(注:あゆみ将棋塾の経営スタイルだと)
でも、しっかり運営していくことが大事です。
見栄を張らず、しっかり腰を落として考えてください。
最後:それでも楽しいから続ける
将棋塾経営は大変なことがあります。
でも、それでも、有り余るくらい楽しいです。
こんな楽しいことは、あまりないくらいですね。
皆さんも、少しずつ、取り組んでみてくださいね。