【エアロバイク編】故障中のトレーニングメニュー
こんにちはAyumiです。
10月下旬に100kmウォークの大会に出てからアキレス腱を負傷してしまいました(厳密に言うと、アキレス腱周囲炎)
ランオフをしてから約2週間、いまはエアロバイクでのトレーニングを行っています。目標は、年明けのハーフマラソンです。
そこで今回の記事では、故障中に行っているバイクトレーニングについて紹介します。
1.タバタ式トレーニング
タバタ式トレーニングとは、20秒間の強度の高い運動(最大心拍数に近いレベルの運動)と10秒間の休息、あるいは負荷の軽い運動を1ラウンドとして、計8セット行うトレーニングです。
立命館大学スポーツ健康科学部・スポーツ健康科学研究科学部長の田畑泉(タバタ・イズミ)氏が考案したもので、彼が科学的に証明したトレーニング方法は、「タバタ・プロトコル(タバタ式トレーニング、タバタトレーニング)」と呼ばれています。
フィットネス業界で「タバタ」という単語を出せば何を指しているのかわかるくらい、かなり浸透したトレーニングです。
■タバタ式トレーニングの目的
このトレーニングの主な目的は、心肺能力の向上です。
長距離走などの有酸素運動エネルギーや短距離などの無酸素運動エネルギーの両方に効果があるとされています。
そして、心肺持久力を高めることでジョギングなどの有酸素運動をより長く行うことが可能です。なので、故障中のトレーニングとして「タバタ式」を取り入れているランナーはとても多いです。
■脚力の強化には物足りない
タバタ式で強化されるのは、心肺能力です。マラソンなどの長距離走に必要なのは①心肺能力と②脚力なので、タバタ式だけですべてをカバーできるわけではありません。(※そこは要注意!)
■実際の練習メニュー
私が実際に行っているエアロバイクでのタバタ式は以下です。
目標心拍数と1分間の足の回転数(ケイデンス)を示したものが以下です。
運動強度90〜100% ケイデンス100+rpm 20秒 176bpm
運動強度0% 10秒
×8セット
※目標心拍数(bpm)とケイデンスは、年齢と安静時心拍数で変わります。計算式を記載しているので詳細なメニューを組みたい方は参考にしてください。
2.有酸素運動Zone2 イージーライド
タバタ式は運動強度が高いので、心も身体も疲れてしまいます。強度の高いトレーニングを続けて行うと怪我にも繋がるので、そういう時は、イージーライドを行います。
■Zone2 イージーライドの目的
効果としては、基本的な持久力向上。あとは脂肪燃焼です。
心拍ゾーン2、体感的には「楽である」。強度は60〜70%です。
■実際の練習メニュー
私が実際に行っている2つ目のメニューは以下です。
目標心拍数と1分間の足の回転数(ケイデンス)を示したものが以下です。
自分に合ったメニューを組みたい方は、先述した計算式を参考にしてください。
運動強度60〜70% ケイデンス120+α rpm 1分 136bpm
運動強度60〜70% ケイデンス90〜100rpm 3分 136bpm
×6セット
バイクトレーニング後のランニング成果
約2週間ほどバイクトレーニングをして、11月8日に39分のランを行いました。練習内容は以下です。
タバタ式で心肺機能を維持できたかなと思ってたのですが、実際に走ってみると結構きつかったです。あれれ・・・?と。
タバタトレーニングについて再度調べてみると以下の内容が書かれていました。
単純に継続期間が短かったようです。ただ、心肺機能が低下していたのは負荷のかけかたが足りなかったかもしれません。あとは疲労抜きが甘い。
まだまだ課題だらけですが、楽しいランニングが再びできるように精進していきます。