モンテッソーリ教育の実践活動にには、理論の理解が必要不可欠になります。子どもが自らトレーを運んで好きな活動をして、お片づけをする事がモンテッソーリ教育と思われがちですが、そんな単純な教育法では無いのがこの教育の面白いところだと思います。
子どもが欲する精神的な活動には運動が伴ってる必要性があります。
子どもの感覚器官と神経中枢と筋肉を活性化させて、諸器官の機能を活性化する。
スキャモンの発達曲線をご存知でしょうか。子どもの神経系の発達は6歳までの間に著しく成長発達しで成人のの80%もの神経経路が形成されます。
医師であるモンテッソーリはこれに着目して、幼児に相応しい感覚教育や動きを伴って学ぶ教具や用具を使った教育法を確立しました。
主に2歳半から6歳までの間に教具に触り様々な活動を行いますが、全ての活動は動きが伴っております。
手先を使う微細運動、そして大きな動きを伴う粗大運動。このどちらも大切にしてカリキュラムが組まれてます。多種多様な動きを経験させる事が大切です。子どもの自分でやりたい気持ちを尊重し、教室内ではいつも「できた!」と喜びの歓声が飛び交ってます。