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『亡き人の思い出』を語り合っていたら、いつのまにか「いまをどう生きるか」を考えていた。

初めての試み、オンラインでの死別体験者の集い
『Remembering Lost Souls ー亡き人の思い出と過ごす時間』
を本日開催しました。
https://omoid1.peatix.com/

私自身、死別体験者のサポートグループの運営は初めて、また一人で主催するイベントも初めてということで緊張しましたが、
参加してくださった皆さんの穏やかで正直な存在感の中で、安心して「弱い自分」「傷つきやすい自分」と共に過ごすことができました。

死別という体験は、深く大きな感情を心と体に引き起こすが故に、そこを起点に語ることは「いまの自分の深み」に触れることを可能にするのではないかと感じます。

このような貴重な体験をさせてくれた亡き人に敬意を表して、そこから私たちの生きる道へ大事な糧を受け取りつづけたい、というのが私の願いです。

今日はまさに、死別の体験が自分にとってどんなものであったかという問いと共に、いまを生きる私たちがどう生きるかという問いかけがなされていたように思います。

皆さん、何を話すか全く考えない状態で臨まれましたが、それぞれの語りに共鳴するように引き出される感覚・感情を味わわれていました。

私個人は、他の方の語りを聴くうち、心の奥の奥にしまっていた切なる願い(でもとても大事なもの!)にとつぜん光が当たり、これはもうしまっておくことはできない、と諦めと共に認めるという体験をしました。
本当に安全と感じられたおかげで触れることが可能になった、いまの私にとって必要な願いであり、大きな恵みでした。

終わりのない問いを問いつづけられるこのような場を、必要としている方はいるのではないかと思っています。
私自身、グリーフケアのピアサポートグループに参加したくても、参加者枠が少なく参加できなかったため、仕方なく自分で開催したという経緯があります。

スムーズに上手にかっこよく運営することはできなくとも、小さな会でもできる範囲で今後もつづけていければと思っています。

主催者側の仲間として、
参加者として、
イベント情報のシェアなど、

それぞれにフィットする形でご協力の声をいただけましたら嬉しいです!

私が創りたい「死が身近にある社会」は、よりゆたかな社会。 応援いただけると嬉しいです!