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「小児の言語聴覚士」と出会ったその先に【2】“地獄の2ヶ月”を経てわかった「中等度難聴」タイプの違う療育を受けて成長した彼は……
次に紹介するのは、困り事の原因が長くわからなかったお子さんの事例だ。その母・ばっさんは、たまたま受診した小児科医の言葉をきっかけに、「地獄の2ヶ月」を経てやっと、その答えである「中等度難聴」にたどり着く。その過程や言語聴覚士から受けた支援について、赤裸々に語ってもらった。 得も知れぬ違和感を抱えていたある日「遠くの太鼓の音が聞こえていなかった」と言われる首都圏在住のばっさんは、小学二年生の葵くん(仮名)を育てる一児の母だ。違和感を感じ始めたのはお子さんが1歳8ヶ月になる頃だ