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「高御座と御帳台」特別公開

「高御座と御帳台」特別公開
東京国立博物館




長谷川等伯の「松林図屏風」を見たあと、同じ館内でやっていたこちらも行ってきました。


そう!昨年10月に行われた「即位礼正殿の儀」で用いられた高御座(たかみくら)と御帳台(みちょうだい)を、生で見れるというまたとないスペシャル展示!!!


あのときわたしはテレビで中継を見ていたのですが、とばりが開けられて中から天皇陛下と皇后さまのお姿が見えた時に、そこに広がる色彩の豊かさに圧倒されてしまいました。


天蓋の深い紫
とばりの緋色
欄間の緑
壇や柱の漆の黒
鳳凰と麒麟の黄金色

「この色合いの美しさたるや…こんな色の組み合わせ考えたこともなかった…奥ゆかしい…」ととにかく日本の色彩美に感激したのであります。


というわけで、ぜひ生でこの色彩の洗礼を浴びたいと思い伺ったわけでありますが、実際に見てみて、ちょっと想像以上の美しさでした。めっっっっちゃくちゃ良かった。

色彩の美しさは言わずもがな、厳かに佇む様があまりにも凛としていて美しく、そこだけ結界を張られたような静けさがあり、神聖なものに込められた想いや祈りの力ってすごいんだなと思いました。

あと、なんかわざわざ儀式のために椅子とかだけじゃなくてこういう高さのある台ごとつくっちゃうところが空間を意図してやんわり仕切る文化のある日本ぽくてすごい好きだなぁと思いました。


テレビでは見れなかった裏側もぐるっと回って鑑賞できたので存分に楽しめました!

東京は19日まで、その後京都の御所に巡回するようなので、良かったらぜひ見てきてください♡

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