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2020.05.29 無観客プレミア配信@心斎橋SlowBird

シンガーソングライターのKENGさんとのツーマンライブ「白と黒」。
昨年同じ時期に同じ場所で、同じタイトルのイベントを行いました。その時はお店いっぱいのお客さまの前で歌わせていただきました。

SlowBirdというお店が大好きな2人が、お店の周年を祝うライブ。
今年はもっとパワーアップをして、皆さまにお披露目しようと意気込んでおりました。

しかし、この状況。
ギリギリまで悩みましたが、無観客ライブ配信という形を取ることにしました。

そしてどうせなら、と配信でしかできない形を模索して、こだわって、あの時間を作りました。SlowBirdの菊谷さんと神藤さんの全面バックアップにより最高の音と空間をいただいて、あの1時間半を作ることができました。

結果として、こういう形で残せたのはよかったのではないかなとポジティブに捉えています。一眼レフカメラの可能性を感じました。すごい。

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(スクリーンショットのため画質悪いです……)

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2ヶ月ぶりくらいに会場で歌いました。
もう随分と長く感じる2ヶ月間でした。

やっぱり、私はここで歌うのが好きだ。何より愛おしい時間だ。

開演からはもうあっという間。体感としては本当に一瞬でした。

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お互いの曲を交互に、2台ピアノでの演奏でお送りし、カバーコーナーを挟み、最後は2人のオリジナル曲を2曲。

本来であれば、今回はオープニングゲストとして神奈川から山田尚史さんをお呼びする予定でしたが、残念ながらそれも叶わず。
カバーコーナーで山田さんの「各駅停車で逢いに行く」を2人で演奏させていただきました。とっても素敵な曲。次こそ3人で演奏できますように。


お客さまの反応を直接肌で感じることができなかったので、ちゃんと届いているか不安でしたが、リアルタイムでご覧くださった皆さまにたくさん嬉しい感想をいただいて、我々の想いが伝わったのだなと胸が熱くなるとともにホッとする気持ちもありました。


私のソロ活動のきっかけをくださった菊谷さん、そしてこのお店。
今年の9月末に一旦閉店して移転準備に入るというお話を伺ったのが今年の年明けでした。残りの時間、たくさんこの場所で過ごそうと思っていた矢先の休業要請で、閉店時期がさらに早まってしまいました。

こういうとき何も言葉が見つからなくて、たぶん私は何も言うべきではないんだなと思ってしまいますが、ただ想いだけが募っていく。

このツーマンでひとつ、我々の想いが形として残せたなと勝手に思っています。ただの慢心ではなく、ひとつの指標として。

最後に、あの空間を一緒に作ってくださった全ての皆さまに心より感謝申し上げます。



追伸

6月12日まで、アーカイブを公開しております。リアルタイムで見逃した方にも、ぜひご覧いただきたい内容です。何卒。

そして「白と黒」期間限定WEB STOREも開設しました。SlowBirdの移転応援企画です。こちらも併せてご覧いただけたら嬉しいです。


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