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筋肉で歩きますか?それとも‥

どうも、あゆみです。

今日は歩くこと筋肉についてお話ししようと思います。ちなみに生まれたばかりのあかちゃんは歩くことはおろか、寝返りもできません。寝返りからお座り、たっちからあんよまでを見守るのは親の醍醐味とも言えますよね。

わたしがあかちゃんの歩行について研究したのは2009年頃からで、当時はモノ言わぬあかちゃんの機嫌を推測することを目的にあかちゃんの動きを観察してました。

あかちゃんは個人差はありますが早くて10ヶ月頃から歩き始めます。わたしが驚いたのは、赤ちゃんはあんよの1歩目をしてからわずかな期間で歩行を始めるのです。

いまは足腰を鍛えようとか、歳をとると筋肉が衰えて歩けなくなる、と頻繁に言われています。これは間違いではありません。でも、最低限の筋肉は必要ですが、立てる筋肉があれば、歩けるのでは、と思ってます。 

何故ならば、赤ちゃんはあんよの完成までわずかな期間で到達し、その間に筋肉が増える量はわずかだと考えているからです。

では、どうやって歩いているのか。答えは感覚で歩く、だと思います。砕けて言うと、コツを学ぶ事が大事で、その学びは神経回路に蓄積します。蓄積された神経記憶は繰り返すことで無意識領域(脳から脊髄)で再現可能になると考えています。だからわざわざ歩くぞ!なんて思わないのです。

歩く、と言う行為は精緻な重心のコントロールで、とても感覚的な技術だとつくづく思います。筋肉をたくさん使って歩くと、とても疲れます。例えば、とにかく速く歩こうとしたり、ヒールを履いてみたり、身に覚えがあるのではないでしょうか?

わたしが本日お伝えしたいことは、歩く時は、筋肉はもちろん、体のコントロール感覚も大切にしてみては、という事です。自分の体の動きに耳を傾けることは心理的にも良い効果があると言われています。最近は歩行瞑想なんて言葉もありますね。

ということで、感覚で歩く、余計な筋肉は使わない、が歩き方の基本だと私は思います。もちろんわざと筋肉を使って代謝を上げることもできます。その話はまた別の機会に^ ^

筋肉はもちろん大切ですが、動きを覚える神経も大切だと思います。毎日歩くことはこのどちらの維持にも役立つと思ってます。生活の中でたくさん歩けるみなさんはラッキーです。生活に歩行がない方は、歩く機会を増やす工夫をしてみましょう。その際には是非体の動きに耳を傾けてみてください。

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