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"Why you don't try it now?" 米国で教わった、「今すぐ始める」こと。

こんにちは。

バイリンガル講師のAyumiです。

どうして、準備できてない段階で始めるのか。

アメリカの大学に入学して、1年目。私は将来のために、"そのうち"インターンシップをしたいと考えていました。

英語はまだ拙く(殆ど会話にならないレベル...♡)、また、"会社"という仕組みすら理解していませんでした。もちろんBusiness English(敬語表現)もわかっていません。なので、"ソノウチ"...。

友人のStephannieとカフェにいるときに、話題にあがり伝えてみました。

「ラジオ局にインターンシップをしたいんだ。でも、今(1年生)は英語は拙いから、いずれ、3年生あたりで、挑戦しようと思っている!」

ラジオ局ではインターンの募集はされておらず、"ソノウチ"行動してみよう、と考えていました。そうすると、Steさんが、

なんで今挑戦しないの?インターンを受け入れてくれないか連絡してみれば?今の英語力で断られても、良いじゃん。そしたら、今度は3年生になって連絡してみれば良い。英語がより磨かれていたら、Gapに驚くよ!評価してくれるよ!今の自分を見せてあげなよ。

おお、さすが、アメリカ〜ん、イケイケ発想!

感動しました。もっと入念に準備をして、"ソノウチ..."と思っていた私は、驚きました。「その通りだ!今すぐ行動していこう。」と。

すぐに原稿を作り、電話してみました。すると、トントン拍子に、受け入れてもらえました。

そして、全然英語が話せないながら、究極のインターンシップが始まりました(笑)。KVOEという米国カンザスにあるラジオ局です。毎週土曜日の早朝、自転車で30分ほどかけてラジオ局に通いました。

Chuck Sampleという親切なおじさまが担当してくれました。

ただ、彼の英語、全く聞こえなーい!!!!!

本当に聞こえないんですよね。速い・低い・モゴモゴ英語三大難しいが完全にヒットしました。毎週、彼と一緒にインタビューの現場に行きました。車の中。会話するしかないじゃないですか。というか、インターンなので、仕事の話を聞くんですけど。車の騒音と彼の声が混じり、余計に聞こえなく。辛い時間でした(笑)。聞こえないから、何を答えたら良いかわからないし...。沈黙になりそうで、でも、それはお互いに回避して...。毎週、なんとか、成り立っているかもしれないし、成り立ってないかもしれない会話をしました♡ もはや、成り立っているかもわかりません♬

原稿作成や収録の現場も隣で見させてもらいました。私も、収録の体験をさせてもらいました。現場のことをしっかりと学ぶことができました。ただ、英語力の無さが顕著にわかり、どのような英会話シーンをカイゼンすれば良いか多く見つかりました。

ただ、「今すぐ始めること」で、無駄なく日々をカイゼンにあてることができます。ただの想像で準備をするのではなく、本当に必要な準備(カイゼン)をできます。この米国の経験で、まずは始めてみる、ということを、学びました。

なぜ、突然こんな話をしているかというと、あれから10年。28歳の今、あることに挑戦したのです。そして、「今すぐ始めること」の大切さを思い出したのです。

7月7日(火)七夕、初めて、ビジネスコンテストに応募しました。最大2,000万円の投融資を受けられるものです。

つい、30分前に結果が出まして、見事、"お祈り"をいただきました...!

はい。不合格です...。でも、感動しています。挑戦する前と今では、自分の経験値が異なります。

もちろん、"合格しますように"と、願いました。限られた時間でやるべきことはやりました。短冊にお祈りをすることを忘れた以外、後悔していません...(ワスレタ!)

今後も英会話学校を運営する上で、投資家や企業さんにどのように思われるかは、私も知っておきたいことでした。

ビジネスコンテストでは、投資家たちはどこに目を向けているのか、また、3分という短いプレゼンでどこを重視すれば良いのか。今回は、私は戦略的に「感情に訴えること & 英会話ビジネスをおこなう背景・理由」に注目してプレゼンしました。そして、中身を何も伝えませんでした...。最近学んでいるマーケティングでは、WHY first (何(商品)でなく、何故(理由)それが大切なのか) だったので、完全にwhyのみに絞りました。

いただいたご返信はこちらです:

選考の結果、誠に残念ながら今回はご希望に添いかねる結果となりました。以下が井上様のビジネスプランへの審査員のフィードバックとなります。
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1. 経歴・ポテンシャル共にあります。しかし、肝心の検定内容がないので評価できません。

2. 英語を話せるようになりたい人はたくさんいるはずなので、市場は存在するはずです(イメージは痩せたい、と同じ感覚という印象)。TOEICも得点の高さが英会話技能と比例しないことは把握しているはずで、なぜだめなのかの説明と、検定がどうして解決するのかが論理的ではないように感じました。

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確かに、whyだけあっても、ダメだな。と理解しました。「評価できません!」そうですよね...。最近学んだ「WHYを先に伝えること」は、全体の状況や求められているものを理解し、上手く使いこなすことが必要だと理解しました。

しかし、挑戦するときの自分のゾクゾクする感情、不安な気持ち、応募を迷っている自分、一歩前に踏み出す覚悟、練ってみた戦略、使った思考、挑戦した先にいただけたフィードバック、どれも、今後の分析材料になります。

こうして、自分値があがりました!挑戦することでしか、成長はないですよね。この過程が、必ず最後には良い結果に繋がります。Steve Jobsのconnecting dotsです。

また、このコンテストを受けたからこそ、主宰者の方とも繋がりが深くなり、次に進める機会となりました。

うん。準備段階でも良い。"Why you don't try it now?" 米国で教わった、「今すぐ始める」こと。

是非、みなさんも、挑戦してみてください。

最後までご一読いただき、ありがとうございました♡

今日も、素晴らしい一日になりますように(^^)



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