自分の意見を正解にする力
最近、「浜松町innovation culture cafe」というラジオにハマっている。
現在放送しているかは知らないが、過去のエピソードがラジオクラウドで聴ける。
毎回一つの大きなテーマがあり、それについて専門家や、クリエーターなどが入山さんという経営学者と話す番組だ。
ニュースでよく取り上げられている話や、関心の多いトピックだったりするので、ある程度まではわたしも、情報番組などで聞いたことがある話だったりするのだが、このラジオはそこからの深掘りがすごい。
ちょっと聞いたことある話が、より説得力を持って腑に落ちてくるし、日々の生活に直結していることが多く、すぐにアイディアを取り入れてみよう、というインスピレーションを受ける。
知識欲がガンガン刺激されるラジオ番組だ。
ちょうど今朝聞いていたエピソードの中で、日本人には「自分の考えを正解にする力」が必要だと話していた。
日本の教育は正解不正解を求められる教育である。その中でクリエイティビティは育ちにくい。であるが故に、日本のクリエイティブコンフィデンスが他国に比べ低いと言う話だった。
だが、日本人も実は素晴らしいクリエイティビティを持っている。他国からはそのクリエイティビティの高さを評価されているらしい。
そこで必要なのが言いくるめる力だ。
自分の生み出した、正解のない解を、正解にする力。
話す力や相手への共感力、いかに理由を持って自分の意見を主張できるかと言うことがあるだろう。
たしかに、わたしも自分の意見があってもそれが正しいか正しくないかにとらわれて、いつまでも言い出せないことがよくある。
言いくるめる力をつける、ということは、正しいかはおいといて、自分の意見をいかに相手に納得してもらうか、考える力をつける、と言うことだと思う。
過去のことは変えられない。進んでいく時間は止められない。
昨日あげた思考のマネジメントの記事でも書いたが、正解か不正解かを考え続けるより、これがいいと思ったものを、自力で正解にしていく力が大事だと思った。
もちろんそれには裏付けが必要だし、時に他人の意見で、その方がいい、と気持ちが変わることがあるだろうが、それはそれでよい。
自分が主張する時に、迷い続けないこと。
考えている過程で、必要以上に、間違っているかも、と不安にならないこと。
ひとつヒントをもらった気がした。
やはり、「浜松町innovation culture cafe」いい。