見せる筋肉?使える筋肉??
先日、TPP(私が運営しているトレーニングスタジオ)の会員様から
「TPPの歴代の選手の皆さんって身体が大きくないですよねー?私も筋肉は締まってきて動きやすくパワーは上がってるんだけど身体を大きくしなくていいの?』
と質問がありました!
んー。。。。簡潔に言うと必要はあります!!
でも、、
競技によってです!!
単純に、ボディーコンタクトがあるスポーツ(アメフト・柔道・格闘技・etc・・・)や単純なパワーを必要とした
競技には身体を大きくする。(筋肥大)は絶対に必要です。。
パワーとは・・・・
筋量×スピード =パワー
ですから、筋肉の量を増やし筋肉の収縮速度を上げる。また神経の伝達を上げるとパワーが上がるんです!
イメージしてみてください!!筋肉隆隆の方がパンチしてきたとして、一生懸命殴ろうとしているのにパンチのスピードがゆっくりだったら、殴られても痛くないですよね??
逆に、筋肉はそんなにも大きくなくてもパンチのスピードが速いと、それだけ破壊力をとてもあり、痛いです!
だから身体を大きくするっていうよりと私たちは考えています。
今でも海外やナショナルチーム等に行くと、身体を大きくして欲しいと要望を頂きますが、もちろん意見を受け入れますが、身体を大きく筋肥大させるのみは私はお断りしています。
ちょっと大げさですが大きく筋肥大させるよりも、一つ一つの筋肉の質をあげて、単発の筋肉のパワーだけにせずに、様々な筋肉を総動員してパワーが出せる運動連鎖を筋肉に学習させて、使える筋肉にしてあげた方が今までの経験上、結果は出ている選手が多いですね!
ウエイトトレーニングを行う時、ボディービルダーの様な体を望みますか?それとも、スポーツの中で使える体を望みますか?
「見せる筋肉」とは筋肉を大きくするメニューを構成し、トレーニングを行う事で、筋肥大を起こし、体を大きくして体のボディラインを造る事です。
「使える筋肉」とは、スポーツの実戦の中で使える様、筋肉を大きくするのではなく、しなやかに一瞬の出力が出せる様な筋肉の事です。
基本的にウエイトトレニングのイメージでは、「見せる筋肉」を造っているイメージが固着されてますが、「試合に勝ちたい」「もっと上手になりたい」という方は、「使える筋肉」を造る事をお勧めします。
「見せる筋肉」も「使える筋肉」もメニューの構成内容と何よりも、トレーニング中の意識やイメージ力が大事となります。
皆様は、どちらをイメージしながら、自分の身体を造りますか??
次回はしなやかな筋肉の作り方を書こうかな!!
それでは
アデュー
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