「点転天TEN TEN TEN」終了。作品の物々交換の結果は・・・
昨日、アトリエの年1回の展覧会は無事終了。来場できなかった方々のために、ざっとどういう展覧会だったかお伝えします。
このアトリエに通う子供や若者は、コミュニケーションや社会性に対して苦手意識を持っている人も多い。事実私自身もそうだったし、今でもそういう部分はある。まあ、実はみんなそうなのかもしれない。夏の服部みれいさんのイベントで若者らと語り合った時、彼女らは「共感しようとか、してほしいとか、全く思わない。それでいいと思っているのに、上の世代はそれを許してくれない。」と言っていた。上の世代が作り上げた価値観への違和感を、私たち大人世代も持ったことがあると思う。自分の価値観に正義を持たないようにしなければなあと思ってはいるが、無意識に押し付けていることも、きっとある。
そういう思いから、今回のコンセプトを決めた。要するに外部を気にせず好きにやれと言うことだ。めちゃくちゃでいい。大人の世界は整いすぎている。本当は若者や子供と何ら変わらないのだ。ぐるぐる、鬱々、イライラ、もやもやしているのだ。それを穏やかな顔の裏に隠すから、病んだりする。
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