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こはるちゃん(9歳)インタビュー

昨日はほおのき秋楽祭。ちょうど満月でほおのき秋楽祭は盛況で終わった。主催者としてはほっと肩の荷が降りた心地で、まあ色々猛反省するようなこともあったけれども、とりあえず日常に戻れる。子供らも芯から本気で取り組んできたため、ある種の達成感と解放感という感じだろう。

というわけで、3ヶ月間の制作の労いとして、今週のアトリエ日は子供らと打ち上げ。「遊んで、散歩して、2時間だけ制作して、夜はお菓子とおにぎりをつまみながら寝転がって行儀悪い映画会」と言うと「やったー!」と歓声。ここで重要なことは、少しだけでも制作はすること。強制ではないし結果やらなくてもいいが、創造性を感じる空気はキープする。子供の感受性は簡単に社会やメディアや周囲の環境や他の子供らに影響され、染まりきってしまうので、なるべく「自分」と言う軸がブレないようにしたい。創造性と自己性は一体なので、自己を保つためには芸術は大いに役立つ。

昨年クリスマス前の大雪の日にホーム・アローンの上映会だったのだけれども、それが子供らに大好評だったため今回は何を観るか真剣に考えているところ。「教育っぽい感動映画とかやめてね」と言われ、まあそんなの観るつもりは毛頭ないけれども、やはり大人の思惑に子供は気づいているんだなと思った。

打ち上げで子供らには思いっきり楽しんで欲しいが、私は奉仕精神やサービス精神が皆無なため、とても悩ましい。ここは子供らの心をグッと掴みたい。そして子供らに褒められたい。「あゆきさん、わかってるじゃん!」と言われたい。「子供が好きなおやつ」や「子供が湧く映画」をググる。

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