65日目 詐欺損失の回収と虚無感脱却に向けた思い上がり計画 〜バンコク10日目〜
今日は朝起きてからずっと雨だったので、傘を持っていない惨めな僕は様子を伺っては隙をつき、飯を食い行ったりカフェに寄ったり、そんなことしかできなかった
なんてことはない一日でしたので、最近思ってたこと書きます
写真がない代わりに良質動画貼りました
旅で感じた虚無感の正体
少し前、旅をしていて思っていたよりも刺激が少ないという内容の日記を書いたと思う
これを打破するべくちょっとまずいところまで首をつっこんで痛い目見たりもした
最近これの理由がわかった気がする
端的に言うと、海外という今までと違う環境に強制的に浸かっていることで、外的な刺激ばかりを意識し過ぎていたのだと思う
逆に言えば、海外にいるという特別な機会において、内的な刺激は時間の無駄と蔑ろにしてきたということだ
海外にいると当たり前だが、文化も違ければ、人も飯も建物も音楽も全てが違うのでわかりやすく面白い
一度外に出れば、日本では感じることのできなかった刺激を受け取ることができる
これは素晴らしいことで、海外にいるのだから海外らしさは存分に堪能すれば良いと思う
だが、この考えがいつの間にか、海外にいるうちはそこでしか得られないものに時間を費やすべきという狭まったものへと変わっていった
どこにいてもできる、自分を見つめて考えて、みたいな時間は、海外という貴重な機会を潰す勿体無い時間という扱いになった
自分のうちから湧き出るアイデアや考えなどの刺激に触れる時間は極力減らそう傾向へと、気づかぬうちに進んでいったようだ
お口直しに良動画をどうぞ その1
美しい〜〜
それは悪いことなのか?
今、いかにもそれが虚無感の元凶で悪いものみたいに書いてきているが必ずしもそうではないと思う
期間を短くすればそれは明白だ
例えば、3日間の海外旅行だとしよう
そんな日本の自宅のトイレでいつでもできるような妄想に時間を費やすくらいなら、それは日本に帰ってからのお預けにして、3日間目一杯羽を伸ばして楽しんだ方がいい
でもこれは旅という長期間を見据えたものであり、僕自身の性格も関係してくる
日本にいても海外ほどではないにしろ外からの刺激はあったはずだ
趣味の散歩も街の景色や標識などの些細な外的刺激が楽しさに結びついていたし、音楽や映画も外からの刺激だ
真面目な内容だと大学での研究、人間関係などもそのうちに入るだろう
そしてそれと同時に日本にいた頃は、内から湧き出る刺激も自分にとっては楽しみだった
散歩中、研究中、シャワー中など、何か考え事をしては何か閃いた気がして(ほとんどはガラクタのようなもので勘違いだが)自分の優秀さに心舞い上がったり、
はたまた逆に考えがどんどん悪い方へ進み抜け出せなくなって落ち込んだり
そこまで抽象的でなかったとしても、例えば映画をみて自分なりの感性で落とし込んで…みたいなのも、追求していけばどんどん外的なものから内的なものになっていく
この例を今までの海外旅に落とし込むと
3つ目以降は軽く考えて深掘りすることはせず、がっつりその深掘りに時間を費やすくらいなら、その時間を削って新しい何かを求めて出かけようみたいな傾向にあったと思う
少し前に自分は自分のことを考えている時間が非常に好きであり、ナルシスト味がある
そして、それとともに、個人のうちなるこだわりというものに強く惹かれる
といった内容の日記を書いた
まさにこれが全てで、僕は僕という人物から出てくる考えを自分で観察する時間をかなり大事に人生の楽しみとして位置付けていたようだ
↓参照
旅を始めてからは日本にいた頃と比べ一人でいる時間も増え、どちらかといえば、脳みそはより内的刺激を受け取りたくなっていたのかもしれない
それを刺激の強度は強くなったとはいえ、外的刺激のみに頼りすぎた結果、一定量の拭えない虚無感が自分の中に沈澱していったのだろう
お口直しに良動画をどうぞ その2
ヒロトが終始わちゃわちゃ言ってて楽しそうで何より、なんか少し笑えもする
んでそれがわかったから何?って話
とまぁ果たしてあっているのかどうかは置いといて、ひとまず自分の中でそのように結論を出した
じゃあこれからは意識を改め、ただただ自分の妄想に費やす時間を増やすんだねってことでもない
なぜなら無意識に抑圧していたからか、その内的刺激とやらを放出したい欲が高まっているのだ
つまり、考えていることをカタチにしたいのだ
これは先日話したこだわりを突き詰めたい欲にも通じる
この日記も自分の考えや体験を書いてはいるけど、今日みたいな日は別としてたいていの場合は深く考えることもせず、思ったことをそのまま書き連ねているだけなので、こだわりがなく、ここで言っているカタチにするには入りません
こう思った理由も自分なりに考えた
自分の考えを話す機会がないのだ
旅をしているため出会う人はその場限りの出会いになりがちであることと、僕の英語力が拙いことから、旅で行われる会話というのは表面的な話やその場でのノリになりやすい
だからつまらない、とかいうことは全くないし、そのようなことを言いたいわけではない
ただ単純に、納得するまで自分の考えを語り合うという機会がないのだ
日本にいた頃は多くはないがそのような話を友人としたし、何かカタチにしようとしょうもないものだが作ったりもした
研究もいえば自分の意見を伝える機会と言えるだろう
(旅を始めて2ヶ月が経ったが、1番恋しいのは食べ物や自宅、友達でもなく
日本語での頭を使った会話欲である
今1番望んでいることは、サシ飲みである
先輩や友人、したい人は何人もいるが、どんな内容でもとにかくとことんまで語り合いたい)
こういった機会の欠如が、虚無感の一要因にもなっていることは言うまでもなく、それだけでなく自分の価値のなさを認識することにもつながった
会話の糸口はどこ出身という話から、旅の思い出、これからの計画、あとは流れるままにというのが一般的な旅中のコミュニケーションだが、
こうなると自分は旅をしている日本人大学生ということ以外、あってないようなものになる
僕とは全く別人の旅する日本人大学生を連れて来たとしても会話の内容はさして変わらない気がする
この感覚は会話だけでなく、旅していて非常に様々な場面で実感する
話が長くなりそうなので省くが、考えていることを深ぼって話す場がなくて頭がパンク寸前なのだ
そしてこの放出欲が先日話した「こだわり」と「環境的自立のためのガバガバ計画」へとつながっていく
お口直しの良い動画その3
バンド編成でのオリジナルカバー
かっこいい、本当に良い、この動画大好き
虚無脱却 & こだわり獲得 & 借金返済
机上の空論、ここに極まれり
つい先日詳しいことは言えませんが、詐欺で大金を失っている私です
人生命第一とはいえ、やはり第二について回るのはお金でございます
お金がないと余裕もなくなるもんでございます
もう旅が危ういというほどではないですが、思いっきり羽を伸ばして楽しんでやる上での無意識下での障壁になっていることは確実でございます
日本に帰ってバイト入れまくるとか、海外のワーホリとか治験とか、色々あるけど現状まだ切羽詰まってはいないわけで、それなら旅をしながら稼ぐのが1番かっこいいじゃない
ヒッピー旅なんて所詮逃避旅ですからね、ロマンまで捨てたらただの落ちこぼれ余暇に成り下がるんですよ
(てかヒッピー旅ってなんだ?これも自分なりにもっと解釈する必要がある)
ここで地道に受託業務的なことをやるでもいいんでしょうが、それもつまらないので先日話したこだわり探究と、今まで話してきた内的刺激とかいうあやふやなものを頼りに
内からの発散という方法で成果を生みたいというのがこの計画です
ざっくりいうとこんな感じだ
自分で書いていてかなり恥ずかしい超短絡的、そして壊滅的な現実味のなさだが、
失敗する時間があるっていうのがこの旅の1番の利点だと最近思い
そんなら、というわけだ
高校同期はとっくに就職し、大学院の同期も就活で忙しそうな中、ブーらぶら何をするでもなく旅をしている自分を客観的に見た焦りに影響された気もしますが、気づいていないことにしています
結果的にこれが物質的な自立にも結びつきますし、自身と心の余裕によって本来の目的である精神的自立にもつながればと思いますし、
上で話してきた自分の価値の無さ問題も虚無問題もお金盗まれた問題も一応見据えた内容になっていると思います
少なくとも餓死寸前まではこれで行きます
長いことたらたらよくわからん個人の妄想に付き合っていただきありがとうございますここまで読んでくださった大変優しいみなさまのことです
おそらく聡明な方でいらっしゃることでしょう
今までダラダラ言ってきたこと、お前がさっさと英語ペラペラになれば、そんな回り道せずとも大部分は解決なんじゃねーの?とお気づきの方もいるかと思います
そこは空気を読んでそのお口をお閉じくださいませ
正しさが全てじゃないんだわ、
男にはロマンという草原があると誰かも言ってたしね
男はロマンだぜ!あゆカマキリ君っ
自立散歩はロマンだぜ!あゆカマキリ君っ
お口直しの良い動画その4
僕はCD持ってないので、最近upされててありがたいです
このバージョンの最後のハモリも美しいですね
今日の自立散歩のお供
財津和夫のサボテンの花~grown up~
後輩のサボテンに花が咲いたらしいので
この曲は冬だけど、この時期にも咲くんだなと思って調べたら、冬に花を咲かせるサボテンは極一部でした