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189日目(12/8) これだから陸路がいいんだよな🇮🇳#48 inジョードプル〜ジャイサルメール

インドは土地によって料理が違うっていうのはもうわかりきったことだが、
なんなら量も全然違う
南部では米系の量が多すぎて、いつもハーフで頼んでたが
こっちでは普通の量でも少ないくらい
なんでこういうことが起こるのか
味は言わずもがな

バスも完全に慣れたもん
バス停がわからずとも一切の焦りがない
瞑想するまでもなく悟りの境地に至ってしまったらしい

なんで毎回記載のバス停じゃないんだとは思うけど
もう今の俺はそんなことではイラつかない
またスリーピングシートじゃなくて座席だった
大量の荷物に足を固められる
悠々と足を伸ばしてるスリーピングシートのインド親父がむかつく
痰の音もうるさい
座席だとバスによってはトイレの隣になり臭いのもやだ
単純に俺の引きが悪いだけなのかなんか裏技があるのか
(後に俺が座席選択を怠っていたことが発覚、親父逆恨みすんませ)
もうバスは走り始めてるっていうのに
いつまで経っても乗ってくる乗客が止まらない
バス停をちゃんと決めとかないからこういうことになるんだぞ、インドバス会社
ジョードプルは青が映える美しい街だったが
ちょっと走って岩場ゾーンを抜けるとすぐにひらけた砂の土地に
緑はどんどん減る
景色が砂漠っぽくなってくだけで
お手軽に地球を感じる
お粗末な感想に違いないがそれを自覚したら最後だ
最大限気付かないように自分を騙して、
土地柄と景色を貪って大ごととしてドラマチックに捉える
これができるから陸路がいいんすよ
さらに言うと、道中通過するちっこい町の暮らしもじっくり見れる
このスピード感、バス旅が至高なんすよ

ちなみにいつも通りバスの中では映画を見た
これもバス旅の楽しみの一つ
旅してて結構重なる部分が多いのでひっさしぶりにファイトクラブを見直した

ブラピかっけー
ピクシーズあちー

記憶消してもっかい観たいどんでん返し系みたいになってるけど、この映画の肝そんなとこじゃないだろ
評価指標だけでなく感受性の価値すらも物質的になってく最近の現状へのパンキッシュなエネルギーに何回観ても普通に熱くなれる
まあとは言え確かにラストシーンは記憶消してもっかい観たいか…

旅してると物質からの脱却とまではいかなくても、ある程度の物質からの解放はあり、それと同時に刺激による生きていることの実感というのも感じる
特にインドでは大いにそれを感じてる
個人的な感想にすぎないが、タイラーダーデンのスタイルは放浪の旅に近い
もちろん違う部分もたくさんあるが、旅の最中のファイトクラブはまた違った共感があるよ

ちょくちょく見える街の家も
砂漠仕様って感じしてきた
あんなにカラフルなジョードプルだったのに
茶色しかないよーん

ついたジャイサルメール
ここにも城塞らしきものが!
ジョードプルで城塞のロマンは確認済みなのでまた良い街に来ちまったようだぜ!

明日からワークワク
マライコフタ
ハズレばっかのインドのカレーだが
こいつは珍しく当たり
インド料理行く際はぜひ食べてみてくだち

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