108日目 戦いの終焉、どうして旅に出なかったんだ
戦いの終焉
連日僕に付き纏ってくるストーカーだが、今朝また鉢合わせた
どうせまた会話と関係性はリセットされているだろうから、改めて戦いを覚悟して挨拶を返す
昨日までのバトル↓
しかし
「私別のところに泊まるから今日でここ最後なのよ」
と言われた
願ったり叶ったりだぜ
嬉しい感情を押し殺して最後ちょっと会話も付き合ってあげた
戦いに勝利した男は余裕が違う
そのままテンション上がって柔軟を始めることにした
旅中ストレッチしてるの仙人ぽいし
どうして旅に出なかったんだい
友部正人さんのどうして旅に出なかったんだ
この曲を聴くのは初めてだったが、ガッツリやられた
曲の中で旅に出たやつと旅に出たがったけど出なかったやつと語り手がいる
僕はこの歌詞の中だと晴れて旅に出た側というわけだ
歌詞の中に↓という部分がある
凄まじいパンチラインだと思う
特に決断を実行に移すのを躊躇いがちな僕からすると、ぐさっと刺された
もちろん旅に行かなかった側としてだ
多分この旅を始めた序盤の方で行動力がないみたいなのを改善したいみたいに目標設定していたはずだ
旅に出る前友人とかは旅に出るのに行動力ないわけないと言ってくれたが、それは旅に出るという決断を1回しただけであって、回数で考えればとても行動力がある人とはかけ離れていると思う
口だけ人間だ
歌詞の話に戻るが「うまく話せると思ったのかい」は本当に僕のことを強烈に捉え人生ごと見透かされた気がした
人並みに体裁よく処理する能力はあるし、目先の利益に目が眩みそれならそれで良いと楽な方に流れがちな性格は
自分でも自覚したし、嫌いな部分でもあったので
痛いほど説教された気分になった
バンコクの夜
今日の自立散歩のお供
友部正人のにんじん