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160日目(11/9) イギリス人音楽プロデューサーとの熱い一夜🇮🇳#19 inゴア

ゴアとかいう土地さすがヒッピーの聖地なだけあって音楽がそこら中に転がってる

街を歩けば至る所にパーティーの告知があるし
ウッドストックもどきのレストランなんかもある
良いとこのレストランの飯はそれなりにうまい
これもゴア移住者が多い理由だろう
…だってやっすい地元のやつやっぱ美味しくないもん!
良いとこに見せかけたイマイチももちろんある
くそーゴアというかインド
飯がもったいねぇよ…

まぁ飯は置いといて音楽で溢れてる
ちょっとクラブミュージック系に寄ってて自分の趣味としてはイマイチなのは否めないが、それでも音楽が好きな人が街に溢れているっていうのは好感だ

夜宿に戻って同部屋の奴らと一緒にだべってた
旅行に来てるインド人学生達も合流しインドの音楽やらをテラスで爆音でかける
音に釣られてノコノコ部屋から出てきたのがイギリス人の音楽プロデューサー
イギリスで何やらプロデューサーとして成果をあげ、新たなスターを発掘するべくゴアまではるばるやってきたらしい

そっから俺も含めて競うように曲を流していく
衝撃的だったのだが、音楽を普段から聴くようなインドの学生達がビートルズを知らなかったこと
彼らの音楽は流行りの洋楽とインドの曲で完結しているらしい
「ビートルズはインドにも来てるしとても影響を受けているんだよ…みんな知っていると思ってた…」悲しげなイギリスPの横顔を俺は見逃さなかったぜ

かかる音楽はインドの民族歌から最新のヒップホップ、往年のロック、日本の歌謡曲やアニソンまで多岐に渡った
日付も変わりみんなポツポツと部屋に戻り始め、最終的にイギリスPと俺だけになった

イギリスPとは趣味があった
結局はレディへに落ち着き2人でokコンピューターを通しで聴き切った
イギリスPが興奮しすぎて巻き戻すもんだからParanoid Androidなんて3回は聴いた
最初の頃はクールないかにもイギリスって感じのおっさんだったが、最後の方は叫ぶは腰はクネックネだわで熱い夜になりましたとさ

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