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「読者を意識する」とは何かを1000字くらいで考えてみた
前回の記事を振り返り、「読んでくださる方」について考えてみました。少し長いので、ここでは「読者」と呼ばせていただきます。(何だか偉そうですみません。)
ちなみに今、第一回目のロッキンソニックの帰り道です。感極まっているのと、適切な画像を選ぶのが少し苦手なので、撮った写真を間に挟みながら進めていきます。
読者を意識するとは?
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第一回ロッキンソニック。
さっそく、ロキソニの想い出を貼りながらなので考えてないようですが…、前回の記事を書いてみて、なんとなく引っかかるものがありました。書き終わった後は少し達成感があったけれど、ふと「これって誰に向けて書いたんだろう?」と考え始めたら、答えが出てこなかったです。
たとえば、前回の文章に「隣の人が新幹線で焼き魚弁当を食べてました。美味しそうでした。」的な事を書きました。そのときは、「描写も書こう」くらいしか思ってなかったです。でも後で冷静になってみると、「いやいや、これを読んだ人、何か得るものあるん?」と自分に問いました。
そこで「読者を意識する」ってどういうことなんだろう?と考えてみることにしました。まだ答えは出ていませんが、頭の中を整理するために、いくつか思いついたことを書いてみます。
「読者を意識する」とは何か考えてみた
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「読者を意識する」と言うと、なんだか難しそうに聞こえます。でも、よく考えてみると、そんなに大げさなことじゃない気がしてきました。私なりに言葉にすると、「この文章を誰が読んで、どんな気持ちになるのかを想像してみること」だと思います。
前回の記事を書いているときは、「書いて公開すること」が目標だったため、そこまで考えられていませんでした。「とりあえず書くこと」に集中していて(邪念ばっかりで、集中できてたのか…?)、「読む人」に配慮できていませんでした。でも、書き終えた後に冷静になって読み返すと、ところどころに「これ、読者に響くのかな?」という疑問が浮かんできました。
自分なりの「読者を意識する」方法を考えてみた
まだ試行錯誤の段階ですが、次に書くときに試してみたいことをいくつか考えてみました。
1. 読者像を具体的にイメージしてみる
これまで「誰が読むのか」ということをぼんやりとしか考えていませんでした。「誰か読んでくれたらいいな」くらいに思ってました。でも、「誰か」なんて読者はいないんですよね。それで、もっと具体的に「この文章を読むのは誰か?」を考えるべきだと思いました。
たとえば、「新幹線で暇つぶしに何か読みたいと思っている30代の会社員」とか、「何となく文章を書いてみたいけれど、方向性がわからない人」とか。少しでも具体的な人物像を想像すると、書く内容や言葉遣いが変わってくる気がします。次回は、「友達に話すように書いてみる」のもいいかもしれないな、と思っています。
2. 読者の悩みや興味を想像する
読者が「どんな悩みを持っているか」や「何を知りたいか」を考えてみるのも大事だと思いました。前回の文章で振り返ると、読者が「新幹線での暇つぶし方法」を探している人だったら、「焼き魚弁当を食べた話」だけでは、「なんなん?」って感じですよね。「仕事に役立つビジネス記事」や「移動中に試しておきたい便利なツール」など(あるかな?)、読者の関心に応えられる情報を加えるべきだったな、と。
次に書くときは、「この文章を読んだ人が『ちょっと得した』と思える内容を入れること」を意識したいです。完璧な解決策じゃなくても、「役に立つかも?」と思える小さなヒントを考えてみるのが良さそうです(完璧は難しい、遠すぎる)。
3. 読者目線で文章を推敲する
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これも前回の記事を書いた後に気づいたことです。「自分が読者だったら、この文章どう感じるかな?」と考えると、いろいろ直したくなる箇所が見えてきました。特に、「この部分、くどくない?」「ここ、説明不足?」みたいな気づきが出てきます。
推敲するたびに、「なぜ私はこんなに言い回しを回りくどくしたんだろう…」と、自分に小さなツッコミを入れることが増えました。自分のアホさに嫌気がさしますが、読者目線で見直す作業をもっと積極的にやってみようと思います。
「読者を意識する」ことを考えたあとで
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Weezer
こうして「読者を意識する」ことを考えてみると、文章を書くときの姿勢が少し変わりそうだなと思いました(変えないと)。前回は完全に「書いて公開!」に集中していたけれど、次は「読者が読んだときにどう感じるだろう?」と少しだけ意識を変えるたいと思います(がんばる)。
たとえば、「この記事を読んだ人がちょっと笑えたり、何か一つ持ち帰れるものがあればいいな」と思いながら書くと、文章そのものも変わるのでしょうか。笑かすのは難しいな、でも持ち帰れるもの作れるようにしたい。
まだ試していないのでどうなるかわかりませんが、次回は具体的な読者をイメージして書いてみます。そしてまた、その結果をここでシェアしたいと思います。