【XF18-120mmF4 LM PZ WR】富士フイルムトラベラーズームを3ヶ月使ってみた感想と作例
好きなレンズで好きなものを思い通りに撮れたら、毎日がステキな1日になるんじゃないかと思いました。
入荷3ヶ月待ちのレンズ
発売以来とても人気のこのレンズ。私は予約していなかったので、なかなか手に入れることができず2022年の12月に予約してから待つこと3ヶ月ちょっと…今年2023年の4月、自分の誕生日前に入荷連絡がありました。
これはもう誕生日プレゼントってことでええか!と出かけるときは、ほぼこのレンズだけ持って行くことが増えました。
京セラドーム開幕シリーズ参戦
プロ野球ファンにとっては、待ちに待った開幕戦で野球が始まる喜びと推し選手の躍動する姿を生で見られる嬉しさの入り混じる季節です。
バズーカといわれるような望遠レンズの使用は周りのお客様の迷惑となるため、使用を控える注意がアナウンスされています。
このサイズの望遠レンズなら邪魔にならないし、パワーズームなのでこれ以上長さが伸びないのも安心です。
外野の上段席からでも球場の雰囲気は捉えられるし、近くの選手も誰だか判別できるぐらいには撮影できます。
別の日に京セラドーム内野上段席でXF150-600mmを使って撮影した以下の写真を比較用に置いておきます。
XF150-600mmについてはこちらもご参考にどうぞ。
バースデーフライトで但馬空港へ
コロナ禍でなかなか思うように旅ができなかった数年間でしたが、一般人もようやく少しずつ動きやすい状況になってきたように思うタイミングでのレンズ入手。
誕生日やし、ちょっとヒコーキ乗って但馬空港行って但馬牛食べて城崎温泉入ってくるー!みたいなノリで日帰り旅を楽しんできました。
日帰りで荷物を少なく、カバン一つで行動したいときに最適なレンズだなと思いました。
京都競馬場リニューアル開催
2023年4月、待ちに待った京都競馬場がリニューアルオープンしました。
初日はG1レース開催日なみの混雑でした。野外のスマートシートの座席を確保していたのであまり歩き回らず、XF18-120mmとXF150-600mmの2本のレンズで撮影しました。
競馬撮影には他社の大砲レンズ1本で撮られている方々も多く見るので、XF150-600mmだけでもいいかなと思いますが、XF18-120mmは軽くて小さいのでカメラリュックの空きスペースに十分入ります。もう、この2本だけあれば日中のほとんどの撮影に対応できるんじゃない?と思うほどに重宝しています。
神戸空港にベルーガ飛来
2023年5月、神戸空港にAirbus社のベルーガが飛来しました。全国各地から多くの航空ファンが神戸空港に訪れ話題になりました。
ベルーガは午前中に到着して、お昼過ぎぐらいに中からヘリコプター🚁が2機出てきて、夕方に離陸というスケジュールでほぼ1日神戸空港に滞在。
撮影スポットを探して歩いたり、食事やトイレ休憩などでの移動したりする機会が多くなるため、背負う機材は軽いに限ります。
羽田新ルート新宿上空のヒコーキ撮影
2023年5月25日から写真展開催のために約1週間ほど東京に滞在していました。この時はトラベラーズームと、XF35mmF2の2本のレンズを持って行きました。
私はX-T10から、T2、T3、T4と使い続けてきているユーザーですが、ヒコーキが小さな場合や、雨の日のようなコントラストの低い場合のAFが効きにくい印象があったのがX-T4とXF18-120mmの組み合わせでは随分と改善されて撮りやすくなっているように感じています。
ボディがX-T5やX-H2sであれば、飛行機が被写体認識項目に入っているので、よりラクに撮影できるだろうなーと思いました。
X-S20も発表になりましたが、こちらも被写体認識機能が盛り込まれているとのことで、X-T4から買い替えるならT5を待つよりも発売日に手に入らなくても今からS20を予約する方がいいような気もしています。ただし、操作体系が変わるのに慣れることができるのか?という問題と防塵防滴機能がないのも地味に痛いし、画素数の違いやコスパ的な面も含めて迷うところです。
と、記事の執筆途中に超ラッキーな展開でX-T5を入手することができました!
用事を済ませた帰り道、ふと難波の富士フイルムイメージングプラザ大阪に立ち寄ってみようと思って行ってみたら、たまたま前日にキャンセルになったX-T5の在庫が1台あったんです!
これは、今ここで買いなさいという神のお告げと受け取って購入しました。本当にめちゃくちゃツイてました。
エスコンフィールド北海道の阪神戦に参戦
機内から、エスコン見えるかな?撮れるかな?と撮ったのがこの1枚。
去年は札幌ドームでの試合が最後になるからとの理由で、野球観戦と札幌競馬と新千歳空港でのヒコーキ撮影ツアーを敢行しましたが、今年は初めてのエスコンフィールド北海道での試合を見にというか交流戦で阪神タイガースを応援しに行くのをメインに遠征してきました。
エスコンの試合前の練習時間に、バズーカレンズで撮影している野球女子もたくさんいましたが、今回は初めての球場ということで場内を探索することをメインに過ごしました。
野外エリアではジンギスカンもできるテラスレストランもあって、外に出てみたら虹がかかっていました。勝利の予感?と思ったけれど、この日は日ハムの勝利。
試合中は応援に専念するため撮影はせずに過ごしました。今年からトレードで日ハムに移籍した江越大賀選手が活躍してヒーローになったので、阪神ファンも嬉しい結果になって満足です。
丘珠空港でヒコーキ撮影もしてきました
札幌駅から地下鉄で栄町まで乗車。駅からは歩いて20分ほど。わかりやすい道で迷うことなくターミナルまで行けました。平日だったので展望デッキも人はまばら。飛行機の離発着の時間に合わせて増減するという感じでした。
ボディはX-T4、レンズはXF18-120mmとXF150-600mmの2本を背負って歩いても肩や腰への負担は感じられず、2〜3kmの道のりなら楽に歩けます。
トラベラーズーム地元でも活躍中
以前、XF16-80mmを旅に持ち歩いていましたが、ヒコーキ撮影を趣味にしている私の場合は望遠側がちょっと足りないなと感じていました。単焦点のXF90mmを一緒に持って行ったり、望遠側はあきらめたり…。XF18-120mmは、望遠側の不満は解消しましたが、もう少し広角側が広かったらいいのになぁと思う場面もありながら、概ね満足して持ち歩いています。
F4通しのレンズなので、日中から夕方までこのレンズ1本で様々な撮影シーンに対応できます。夜は夜でISO感度を上げたりシャッター速度を遅くしたりして撮影に対応可能という優れもののレンズです。
明るさが足りないなと感じたらXF90mmF2の出番です。
千里川の情報はこちらをどうぞ
この夏はX-T5とXF18-120mmを持って数年ぶりの海外に行ってこようと思います。トラベラーズームの正しい使い方。
ということで、トラベラーズームを持ってベトナムへ行ってきた記事はこちらです。