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娘を救った体育の授業

体育好きですか?
昔、好きでしたか?


私が子供の頃、
足が速かったのでよくリレーの選手になったり
特別編成されたサッカー部に入ったり、、
スポーツが好きで、得意だったんですよね。

でも体育の授業って、
あまり好きではなかったです。

全隊止まれ!休め!気をつけ!
◯◯基準!体操体系にーーーひらけ!

少し列が乱れたり、ふらつくと
ゴラァ!と豪快に怒鳴られ、やり直し。

もうアレが、当たり前の様にやってたアレがとても嫌だった。なにあれ軍隊なのかな?

そして体を動かすことは凄く好きでも
早く走れたり、早く泳げたりしても
苦手な種目は極端に嫌いで
体力テストでメダルは貰っていても
成績は全然伸びず、、
あまり良い印象残ってません。


変わって、次女8歳。
今小学3年生。

足、遅い
ボール投げも苦手
鉄棒もできない
泳げない


でも、体育の授業がめちゃくちゃ好きです。笑


実は、次女は夏休み明けから学校が怖くなってしまい、行っても給食の前に帰ってしまうことが続いていました。

学校に怖くて行けない。
行けるけど教室で以前の様に伸び伸びとできない。

そんな毎日に、次女は徐々にイライラするようになっていました。


元々、3年生になってから体育が楽しいという話が増えた次女。

でも、夏休み明けは『みんなで着替える』のも不安が強く、出来なくて、じゃあ無理しなくてもと見学していたのです。


そんな次女も、3週間経ち随分進歩しています。
学校へ行き渋りする事も減り、給食も食べてこられる様になりました。

きっかけはなんだったのか。
『体育』なんです。

先程も書きましたが、
運動神経はそんなに良くないんですよ。
体力もあまり無い。

でも『体育の授業』が、好きなんです!笑

好きだから、本当は見学じゃなくてやりたい。
だから気をつけながら着替えてみようかな、、

体育があるから、行きたく無いけど行こうかな、、

と言った具合で、徐々にその他のことも少しずつ乗り越えてきました。


体育、どんな所がそんなに楽しいのー?
って聞いてみたところ、具体的に出るわ出るわ、遊びの延長(褒め言葉)の様なワクワクでもって体育の授業を楽しんでいるみたい。

コーンやフラフープなどを使って各々好きな様にコースを作り、そこを走ってタイムを測る、、とか、どんなコース作っても先生怒らないんだよ、等々、それはそれは張り切って図示しながら説明してくれるんですよ。

2学期はどんよりして始まったのに、コレが楽しすぎるらしく、体育がある日は嬉々と学校へ行く様になったんです。

ちなみに、
先生は見学でも、遠くに座らせておくのではなく”カメラ係”をさせて貰ったり、『参加型見学』だったようで(笑)それもまたすごく楽しかった!とのこと。


きっかけのおかげで、
『ああ大丈夫かもしれないな』
『思ったより大丈夫だな』
が、少しずつ増えて
完璧に元通りに!まではいかないけど
かなり乗り越えています。涙

何がきっかけになるかなんて、本当にわからないものですね。

まさか、鉄棒もできないような次女が『体育が好き!』となり、難局を乗り越えるきっかけになるなんて!!と、驚きです。
授業楽しい!と思えるなんて素敵ですよね。

普通の公立小学校です、特別な事ではなく、普通の小学校の『体育の授業』です。授業にどんな魔法がかかってるんでしょうか、あんなにキラキラと授業のことを伝えてくるなんて。

そして、子どもがハツラツと語ってくる言葉の中には、本当にためになることが詰まってるんです。

尊敬しちゃいますよね。
そんな時は『ああ私も、仕事やだなぁって時はそうやって考えてみよっかな!』って子どもに言うんですよ。

すると、『うん!ママもそうやって考えてみるといいよ!えへへ』みたいに得意げになる。笑

乗り越えたと言う経験値を得たあとの子どもたちの言葉は信頼度も高いです。
がんばる次女を見ていると親である自分が猫背になってる場合じゃ無いなと気付かされますから、背筋を伸ばさなくては!と思わされます。


不安やストレスでいっぱいの学校を楽しく過ごせるようになるきっかけになった、自信をつける事ができた体育の授業。

私はもちろん、次女にとっても『記憶に残る体育の授業』になるに違いないと心から思うのでした。そして先生には本当に感謝です。

今度は『体育授業』のインタビューでも次女にしてみようかなと、そしてまたnoteに書いてみたいなと思ってます。


最後まで読んでいただき
ありがとうございました♡

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