お気に入りの場所:太宰府のアート的旅
今は東京都民ですが、約2年ほど前までは福岡県民として7年ほど住んでいました。そして太宰府は住んでいる場所から30分もあれば行ける、散歩がてらのお出かけとして頻繁に訪ねておりました。
今回はGWの時期に、ライブの遠征ついでに福岡へ。
懐かしい~というほど、月日が経ってはおりませんが、
いつものお散歩調子で太宰府を散策してまいりました。
福岡に住んでいたころ、朝イチで参道にあるスタバへ行き天満宮へ参拝する、という自分の中では贅沢なことをしたことがあります。今回も朝イチで行かねば!と考えておりましたが、前日はライブ観戦のため、朝はゆっくりすることに…
午前9時過ぎに太宰府駅へ到着。
むむむ…
早い時間帯に来れたかなと思っていたのも束の間、
参道には多くの外国人観光客の波と、GWの観光客の大波が押し寄せていました。
とりあえず『梅ヶ枝餅』をいつものお店で購入してから参拝へ。
福岡時代には、大勢の人が押し寄せている時期に天満宮へ行ったことが無かったため、(あえて避けていたのもありますが)、若干萎えてしまいましたが、今回はちょっとした目的が…!それは『仮殿』です。
ひと目見たとき、どこかパラレルワールドのような別次元に存在する建築物だなと感じました。異質とも感じられるけど、この場所でしか通用しないような存在感、太宰府天満宮だからこそ存在し得るような、良い違和感がありました。
ここまで仮殿がインパクトのある、新たな観光スポットにもなっていることは大変珍しいのではと思います。ただでさえ年間参拝客が国内トップクラスな上に、より注目されることは間違いないでしょう。
そして筆塚のあるちょっとした裏山へ。
ここは鎮守の杜を体感できる、緑豊かな神聖な空気を感じられるお気に入りの場所です。
そして、天満宮の敷地から直結しているトンネルへ。
年始に東京国立博物館で購入した『国立博物館メンバーパス』の効力を発揮する時がきました!
特別展はやっておらず、常設展を¥0 で鑑賞。
小規模ではありますが、特に沖ノ島の祭祀関連、大陸からの玄関口としての役割を担っていた土地柄を活かした異国文化を感じられる展示物が特徴的です。
東京から飛行機に乗って福岡へ。そして太宰府へ。
約2年前までは近所だと思っていた太宰府はこんなに遠い場所になったんだと実感。あの頃は贅沢だったね、私。と感じた次第です。
2027年、天満宮の本殿の大改修が完了した際には、おそらく太宰府全体が盛り上がることでしょう。落ち着いたころに、懐かしい場所を訪ねる気持ちでじっくり堪能してみたいです。