夏素材 コードレーンとは
今回はコードレーンについて書いていいこうと思います。
以前【シアサッカー】について書きましたが生地としては同じ部類に属すかもしれません。
夏素材と書きましたが、シアサッカー同様涼しく着れるように考えられた生地です。
コードレーンを一言で言うならば
「縦方向に細かいウネのある、白と染色糸(主に白と青)の組み合わせによる細かいストライプ柄系の生地」
はい、わかりません!笑
大丈夫でーす、ちゃんと説明します。
まずコードレーン、別名【コード織り】と言われる織り方のひとつです。
縦糸に先染めの細い染めた糸、染色糸と太い白い糸を交互に配置します。
そして横糸に細い白い糸を使用します。
画像引用
これがコードレーンです。
はい、更に拡大したのがこちらです。
縦にウネがあるのがわかるかと思います。
このコードレーンですが、もともとレーヨン(化学繊維)を使った織物で存在していたが、戦後アメリカから綿織物の紳士用夏向けスーツの生地として伝わってきた事で日本でも定着した生地のようです。先に書いた通り青系のものが多いですが、他にも写真のように赤色、グレー、イエロー、ピンクと今では様々です。
ちなみに紐(ヒモ)という意味合いのCORDがLANE(小道)の様に縦に表れるというのがこの名前の由来です。
ジャケットやスラックスなどドレスよりのアイテムで使われる事が多いですが、シャツやハーフパンツとカジュアルなものにも使われているので用途は色々あります。
はい、と言う事で今回はコードレーンについて書きましたー。
つまりは、夏用に爽やかな白糸で縦ストライプを細くした生地をコードレーンって言うくらいの感じでいいと思います。
ちなみによく比べられるシアサッカーはボコボコとしていますが、共に肌に触れる面積が減る事でサラッと着る事が出来るという部分は共通しています。
関東は梅雨入りしたみたいで本格的に夏が近くなって来ました。
涼しく快適に過ごせる洋服たくさんあるので参考になったら嬉しいです。
ではまた書きまーす!
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