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CORDURAナイロンとは

今回はCORDURA(コーデュラ)ナイロンについて書いていきます。
このタグ見たことありませんか?
カバンなんか比較的よく見る機会があるかと思いますし、もしかしたら既に持っているかもしれませんね。
以前にナイロンについて書きましたが今回はその続編的な内容になっています。

さて、この【CORDURA】ですが、タグも付いているのでブランドと間違える人もいるかもしれませんが、正確には生地のブランドです。
UNIQLOの作った生地を無印良品が使うようなものですね。
(え?例え合ってる?笑)

当然ブランド生地なので特徴があるから各社使うわけです。と言うわけでCORDURAが一般的なナイロンと比べて何が優れているのかを書いていきます。

コーデュラナイロンは通常のナイロンの7倍の強度を持ち、耐久性の優れた繊維です。
高性能な衣服、用具、ワークウェアにも使われている非常に丈夫な素材で、インビスタ社の登録商標となっています。

引用 kawanishi kaban

ちなみにこの手の話にいつも出てくるデュポン社の子会社の子会社という複雑なところから今は独立しているようです。
(デュポン社いれて!笑)

それでは少し別の話を。
それはデニールについてです。
ストッキングではよく聞くこのデニールですが、デニールは糸の単位で、糸が9000mの長さで何gあるのかという単位になっています。

『1000デニールは9000mで1000g』
『500デニールは9000mで500g』

と、こんな感じです。

デニールはDと表記される場合がほとんどなので1000Dとか500Dと記載があります。
つまりこの場合9000mで1000gの方が目が詰まった生地と言うことになります。
しかし当然厚み、重さ、そして硬さも出ます。なので一概に数字が大きい方がいいと言うわけではありません。
500Dの方が軽さや適度な強度があるのでそっちを選択することもひとつです。

ここでCORDURAの種類のひとつ、バリスティックナイロンについて書きます。
バリスティックナイロンとは800〜1700Dある高強度生地です。その強度ゆえ防護服や軍事用品の素材としても使用される分厚く強靭な、そして摩耗や切り裂きにも強い、そんな素材がバリスティックナイロンです。
まず日常使いではヘタれることはない為ハードに使っても大丈夫です。
昔販売をやってい時に「富士山の上から下に投げても壊れないんだよ!」
と今思うとやばい教え方されたのをふと思い出しました。
(投げれて数mでしょ!?ビルの上からの方がわかりやすくない!?でもいい思い出です笑)

画像引用

と言うわけで今回はCORDURAナイロンについてでした。

頑丈な素材ですし、耐久性も高い生地ですが汚れは付きます。
そんな時はよく絞ったタオル等使って汚れた箇所を拭き取ってあげるだけでだいぶ違うと思います。

アウトドア系のブランドのカバンには大抵ついているのでよく見てみてください。

ではまた書きまーす!

#ファッション雑学
#CORDURA
#コーデュラ
#バリスティック

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