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こんなはずじゃ... コロナ体験談

ついにコロナにかかりました。これはあくまでも個人的な体験談で、一般的な症状の説明をするものではありません。

え、風邪??

12月20日(1日目)の夕方頃から喉に違和感を覚え、風邪をひいてしまったかなくらいに思っていました。寝る前には少し悪化して寝づらさを感じましたが、それでも普通の風邪だろうと思いながら眠りにつきました。12月21日(2日目)の朝、軽い頭痛と共に目覚めました。喉は腫れており、熱っぽい感じもしたので会社は休みました。それでも10時頃まで寝ていると少し回復し、いくつかのオンラインミーティングには参加することができました。午後は風邪薬を飲み、ほぼ寝て過ごしました。12月22日(3日目)、風邪薬が効いたのか、頭痛と熱っぽさは完全になくなり、喉の痛みだけが残っていました。会社は休まずにのど飴を一日中舐めながら仕事をしました。

PCR検査で陽性の結果をもらう

12月23日(4日目)も症状は変わらず、しかしまだ風邪であると信じ込んでいました。12月25日のフライトで日本に帰国する予定だったので、陰性証明書をもらうべく12月23日の朝にPCR検査を受けに行きました。その日も前日と同様に喉の痛みに耐えながら仕事をしていました。そして、夜にPCR検査の結果をメールで受け取りました。結果を開くと、まさかのPOSITIVE!! 何度も確認してしまいました。頭の中が真っ白になり、かろうじて母親にLINEしました。「コロナにかかってもたから日本に帰れへんわ...」。そして航空会社のページにいき、幸いなことにキャンセルをしても全額分のクーポンがもらえるようだったので航空会社に電話し、キャンセルとクーポンの処理を依頼しました。ここ数ヶ月間ずっと楽しみにしていた日本帰国がこんな形で一瞬のうちにキャンセルになってしまったこと、家族をがっかりさせてしまったこと、そして年末年始一人でトロントで隔離をしないといけないこと、ショックで涙がこぼれました。

オンタリオ州の発生状況

陽性結果をもらって次の日に同僚にも話すと、1人の同僚もコロナにかかっていることが判明しました。私が陽性結果をもらった12月23日のオンタリオ州の新規感染者数が7,555人、24日には9,817人、25日は10,412人、26日は9,517人とものすごい勢いで感染者数が増えていました。PCR検査ではオミクロンかどうかわからないのですが、この感染力を見ているとオミクロンではないかと考えています。今思えばいつ自分が感染してもおかしくない状況だったので日本帰国の前にもっと注意すべきだったと反省しました。

隔離生活

症状を確認してから14日間は自主隔離をしないといけないので、1月3日までは家で待機です。発症してから1週間たっても喉の腫れは消えないし、鼻水などは全く出ないので、明らかに風邪との違いを感じます。咳はほぼ出ないので体力を奪われることもなく、嗅覚や味覚も全然あるので、発症3日目からは普段どおりに食事も取れています。また12月25日からホリデーに入っていたので、睡眠も十分に取っています。

回復へ

12月28日(9日目)、喉の違和感はまだあるものの、のど飴なしで一日を過ごすことができるようになりました。12月29日(10日目)も全く同じ。回復してきたけどまだ100%じゃない... もどかしい。でもついに菌は自分の中から出ていったような感覚がありました。そして12月31日(12日目)、ついに完全に回復したように思います。私の場合、症状は軽かったですが完全に回復するまでにかなり時間がかかったのが辛かったです。

海外で生活をしている方はなかなか日本に帰国することができないと思いますが、2022年もStay Safe、良い年にしましょう。

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