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59.自動思考と共に生きてきた自分を温かな眼差しで包みこむ


愛しいあなたへ。こんにちは。

芸能人の訃報に心揺らぐことはあっても、あまりニュースは深追いしないようにしてるけど、中山美穂さんについてはいつもより心が揺らいだ感覚で、ネットで繰り返し情報確認してる自分に氣づきました。

彼女のことは、立ち居振る舞いがとても好きだったし、氣のせいかもしれないけれど、学生時代のバイト先でお客さんとしていらしたのを見かけた記憶があります。あまりにも深く帽子を被っていたのだけれど、美しかったのが印象深かったのですが、ご本人か確認するのも失礼かと普通に接客をして終えたので、あくまでわたしの心の奥に残っているささやかな想い出です。


話しを戻しますが、これは『刺激病』のひとつ。刺激病とは、甘いもの・辛いもの食べ過ぎ、タバコ、ネットサーフィンしすぎ、ワイドショー、など感じる何かを避けてるために無意識に刺激を求めてしている行動のこと。

そして、これをしてしまう自分が悪いのではなく、そうしちゃう自分に寄り添うことが大切。

これは何かあるなぁと感じていたら、ふとあがってきたのが父が亡くなったときのことでした。


わたしの父は死因がわからない。

小1のときの出来事だったので知らされてなかったのだと、長い間想っていたのだけれど、今年改めて聞いてみたところ、警察からの知らせに対応したのは今はもう亡き父方の祖父で、誰も詳しくは知らないとのこと。

美穂さんのニュースを通して「死因がわからない」ことへの、どう氣持ちを処理したらいいかわからなかった戸惑いを奥深くにしまいこんでいたことに氣づきました。

そして、どうやらこれを機にわたしの中に「なぜなぜなぜ」という原因を追うような思考が鎮座し始めた感じがしてきています。

きっと「なぜ、お父さんはいなくなったの?」「なぜ、お父さんは帰ってこないの?」誰かに聞きたいし、答えを貰いたいけれど、それができずにいた行き場のない悲しみのようなものが、自動思考として動き始め、左脳過剰が始まったのかもしれない・・・。


人は強いショックを受けるとまず感覚を切る。そのあとに否認という怒りが起こる。悲しみ(絶望)を感じ切ったあとに再建のエネルギーが動き始めるという流れがある。心理学では、出来事が起こって3週間以内にそれを受け入れられないと、心の中で「なぜなぜ」がぐるぐる回ってしまうという研究結果もあるそうです。悲しみや絶望を感じるのって大切なんですね。


わたしがここを読んでいる方に伝えたいのは、自動思考が始まったきっかけを深掘りしてみましょうということではないです。それをしようとすればするほど、また左脳に栄養がいってしまうので。

そうではなくて、自動思考の始まりにも、それなりの『責める必要など一切ない事情がある』ということです。

見方を変えたら、始まりは想いやりだったかもしれない。

だからこそ、自動思考と共に生きてきた自分を悪にしない。
これまでよくやってきたね、もういいよ、という氣持ちで右脳回帰していく。

そんな風に温かな視点を持つきっかけになってくれたら幸いです。

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