ことばの輪郭
いま丁度日本各地で行っている、One day seminerでは、
「ことばの力」というワーク実験を皆で行っている。
NOTEサーフィン?をしていたら
株式会社コルクの佐渡島さんの記事に
伝えたかった内容にピッタリな一節を見つけた。
なんだかオーソリティーをもらったようでとても嬉しい。
私達は、中学高校、(もっと学んでいる人は大学まで?)沢山国語の授業を受けるけれど、
「ことば」というものは、どんなものなのか、クリアにわかるひとは少ないのではないかと思う。
お金だとか時間だとか、ことばだとか、
大概の人生の大切なものというのは、得体のしれない姿をしている。
お金は紙切れなのに、人の行動に影響を与え、
時間は一定にみえるのに、楽しい時は一瞬で、辛い時は永遠に感じ、絶対どこか歪んでいる。
ことばも同じ。
ただの音の羅列でしかないのに、
人を傷つけたり、生きる意味を与えたり、不可能を可能にしたり。
私達はみんな、この奇妙な存在に気づいている。
気づいているけれど誰も説明ができない。
ことばを仕事にする私だって答えが見つからないのだから、
どんなに考えたってわかることはないかもしれない。
それでも体験し、その輪郭を段々と解像度をあげて把握することができるはずだ。
そして、自分なりに「ことば」の正体が見えてきたとき、
私達の人生は大きく広がりを見せる。
そんな、魔法みたいな、武器、ツールなのだ。
ことばは、本当にすごい。
その凄い一面は、向き合った人間にしか見せてくれないけれど。
是非、ヒントをくれる佐渡島さんの記事を読んでみてほしい。