見出し画像

ことばの輪郭

いま丁度日本各地で行っている、One day seminerでは、
「ことばの力」というワーク実験を皆で行っている。

NOTEサーフィン?をしていたら
株式会社コルクの佐渡島さんの記事に
伝えたかった内容にピッタリな一節を見つけた。
なんだかオーソリティーをもらったようでとても嬉しい。

とにかく、言葉だ。
言葉は、人が唯一携帯できる武器だ。

言葉にするから暗記して、整理することができる。
頭の中で整理するから、解像度が上がる。
とにかく言葉にする。
それを徹底することが、唯一の愚直で確実な方法だ。

僕たちは、見ているようで見ていない。
それを、見ているに変えるために、言葉の力を借りるのだ。

『観察力』を鍛える唯一の愚直な方法
佐渡島庸平

私達は、中学高校、(もっと学んでいる人は大学まで?)沢山国語の授業を受けるけれど、

「ことば」というものは、どんなものなのか、クリアにわかるひとは少ないのではないかと思う。

お金だとか時間だとか、ことばだとか、
大概の人生の大切なものというのは、得体のしれない姿をしている。

お金は紙切れなのに、人の行動に影響を与え、
時間は一定にみえるのに、楽しい時は一瞬で、辛い時は永遠に感じ、絶対どこか歪んでいる。
ことばも同じ。
ただの音の羅列でしかないのに、
人を傷つけたり、生きる意味を与えたり、不可能を可能にしたり。

私達はみんな、この奇妙な存在に気づいている。
気づいているけれど誰も説明ができない。

ことばを仕事にする私だって答えが見つからないのだから、
どんなに考えたってわかることはないかもしれない。

それでも体験し、その輪郭を段々と解像度をあげて把握することができるはずだ。

そして、自分なりに「ことば」の正体が見えてきたとき、
私達の人生は大きく広がりを見せる。

そんな、魔法みたいな、武器、ツールなのだ。

ことばは、本当にすごい。
その凄い一面は、向き合った人間にしか見せてくれないけれど。

是非、ヒントをくれる佐渡島さんの記事を読んでみてほしい。


いいなと思ったら応援しよう!