余命宣告

前回の記事で少し触れたのですが、去年の末に30年住み慣れた土地を離れて電車で6時間の土地へ嫁ぎ約一年間、まったく土地勘のない場所で新しい仕事に子育てに、再婚とは名ばかりの初めての夫婦生活に忙しく過ごしておりました。

そんな生活もやっと落ち着いてきたかと思った矢先になんとw母が余命宣告を受けてしまいましたw

病名はすい臓がんだそうです。

元々脊柱管狭窄症を患っていたので、すい臓がんのサインである腰の痛みが隠れてしまい、診断を受けたときにはステージ4の状態でした。この事が分かったのはつい先週のことです。

すい臓がんは元々手術が難しく、化学療法での治療が主流だそうで。母も例にもれず9/30から入院して週一で抗がん剤を打ちながら様子を見るそうで。余命はうまくいけば4,5年。抗がん剤が合わなければ半年ということらしいです。

正直、母との仲が健全ではない私の気持ちはとてもとても複雑です。

手間をかけられる苛立ちもあれば、やはり娘としてできる限りのことはしないといけないという使命感、悲しさやさみしさは不思議な事に全くなく、早く解放されたい気持ちもほんの少しだけあったりなかったりで、なんて薄情な人間なんだと自分でも呆れていますw

でもきっとこれがアダルトチルドレンなんだろうなあと、一種の悟りみたいな感覚があるので、これからは時間ができたときにはアダルトチルドレンの毒親が亡くなるまでの心境や状況をここに書き残せたらと思います。

多分私は、一般的な親子のように母の最期に素直に泣くことはできないでしょう。

正直な話、私は物理的な距離があるのですべてを弟に丸投げをすることもできないことはないです。

ですが、きっと丸投げしてしまうと私は後悔するんだと思います。そして、何かしてもきっと後悔する。そして弟にばかりしんどさを背負わすのはやはりお姉ちゃんとしては避けたいという気持ちが大きいです。

毒親とは本当に迷惑な存在ですね。私はきっと最後の最後までここに母の悪口を書き、最期の最期まで母に対して暗い感情を抱いているのでしょう。それがきっと私と母の親子の在り方なのだろうなあと少し笑ってしまいますw

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