【3泊5日のタイ旅行】三大寺院と王宮、カオマンガイ!-3日目-
タイ旅行記最終日!
この日は朝から三大寺院を巡って王宮を観光しました。
結論からいうと、市内のホテルを9:00頃に出発してもこの4箇所は1日で周れます!
タイの予定を考えている方の参考になれば嬉しいです。
順番に紹介しますね。
【1】緑の光?!ワットパクナム
まずは、チャオプラヤ川の南側で1番遠めのワットパクナムへ。
ここでは大きな大仏様と、白い仏塔の中に祀られている仏様が見られます。
タクシーで近くまではいけるのですが、寺院まで続いているアーケードの手前で降りて、あとは徒歩です。
ここで注意なのが、アーケードを抜けると左手に寺院らしきものが見えます。
ただこれは本堂。
ガイドブックに載っているような仏塔は右に曲がらないといけないので、要注意です。
アーケードを抜けてさらに真っ直ぐ進むとまずは大仏様!
ななななんと、悲しきかな。
補修作業中で見れず涙!
まあ逆に貴重やな、ということで気を取り直して仏塔へ。
建物内も階段が続いていて、最上階の5階に緑に照らされた仏様が見られます。
それまでのフロアは、展示室のようになっていました。
個人的におすすめなのが、4階の仏像がたくさん置かれているフロアです。
曜日ごとの仏様が安置されていました。
タイでは、自分の生まれた曜日や時間も大切にしていて、寺院では自分の生まれた曜日の仏様に参拝するのが定番だとか。
私も早速・・・
そしていよいよ最上階の5階。
思わずわあっと声が漏れました。
この立派な塔はガラスで作られているそう。
その繊細さと緑でライトアップされた手書きの天井絵には息を呑みます。
もちろん塔も素敵ですが、一体一体描かれた仏様の表情や後方に咲いている木々の種類も異なっているので、じっくりと観察するのも楽しかったです。
【2】カラフルな仏塔、ワットアルン
「暁の寺」という意味の「ワットアルン」
ワットパクナムから少し離れており、タクシーで100バーツ(約400円)もかからずに移動できました。
ワットアルン内にもいくつか見ておくべきスポットがあります。
その中でも、一番高い大仏塔と、それを取り囲むように四隅に建てられている小仏塔が見応えたっぷりでした。
夕方にここを訪れると、まさに「暁」に染まったワットアルンが見えると思いますが、昼間でも十分美しいです。
日本の神社・仏閣とは違って、仏塔は様々なカラフルな色で彩られていて、一種のテーマパークの建物のようでした。
実際に、タイの衣装を着て仏塔をバックに写真を撮っている女性が多い多い!
日本でいう浴衣とか着物体験みたいな感じですかね。
その場でしか体験できないことに弱い私…。
着たかったなぁ、と半ば後ろ髪をひかれながら次の目的地を目指します。
【3】個人的優勝! ワットポー
ワットアルンからワットポーへは、船で渡れます。
チャオプラヤ川を数分だけ遊覧して、10バーツで向こう岸へ。
早速、かの有名な寝釈迦仏を見に行く前に…
敷地内で、寝釈迦仏とは真逆の方にあるこの建物。
タイといえば…?
そう。タイ式マッサージですね。(どどん!)
マッサージ屋は探せば至る所にあるとは思うのですが、ここワットポー内にはタイ古式マッサージの総本山である学校があります。
なので必然的にそのマッサージ屋は修行中の生徒?か認定された卒業生?がやっているのではと推測。
かなり混むとのことで、先に予約を取ることに。
平日月曜の12時ごろ到着しましたが、なんと待ち時間は1時間!
番号札をもらって、また1時間後に来ることにしました。
ワットポーのマッサージに行きたい方は、先に予約を取っておくべし!
さて、ここからゆっくり回ろうと思います。
ワットポー内にも見所はたくさんありまして、
ラマ一世から四世までの王の遺骨を納めているとされている4つの塔がありました。
クスッと笑える可愛いポイントが
ラマ一世は緑色
ラマ二世は白色
ラマ三世は黄色
ラマ四世は青色
と色が分かれていることです。
先の、生まれた曜日の色なのか、ただ区別するためだったのかは分かりませんが、もし先代の王たちの好きな色で建てられているのだとしたら
ラマ四世「えー緑がよかったのに先代使ってるやん〜。そしたら青色でいいわ」
みたいな意思表示があったのかなとか、勝手に妄想を繰り広げておりました。(失礼)
衝撃の大きさの寝釈迦仏さま!
そしていよいよ寝釈迦仏様とご対面!
先に言っておきます。
めちゃくちゃ大きい。
想像の3倍くらい大きいです。
大きいものってそれだけで人の心を打ちますね。
有無を言わさず心を掴まれました。
全長46メートル。揃えた足の裏のサイズは横5m縦3m。
進撃の巨人でいう地ならしができそうなサイズです。
足の裏には、百八の絵が描かれているそう。
煩悩の数やないか…!
どこまでも興味がそそられます。
形は違えども、日本に伝わる仏教と同じ部分ももちろんありそうで、奥が深いですね。
そしてそして、もう一つ面白さが。
寝釈迦仏様の背面に通路があるんですが、その壁際に壺がたくさん並べられているんですね。
20バーツをサタン硬貨という硬貨に交換して、この壺の中に入れていく、という修行体験ができます。
特に入れる枚数とか決まってないみたいなんですけど、1枚1壺でコインを入れていって、壺の数を数えました。
なんと…!
何壺あったかはぜひ現地にてお楽しみください(笑)
タイマッサージとマンゴーで小休止
程よい時間になったのでマッサージへ。
全身or脚 30分320バーツ というお手頃なお値段。
せっかくなので全部体験してみたいなあと全身を選択。
女性には女性が。
男性には男性か女性がついて施術してくださいました。
歩き疲れた身体に染みるマッサージ。
思わず眠りそうになりました。
最後に座位の状態で、後ろから肩を揉んだり首を持ち上げられたりしたんですが、この時首が取れるかと思いました笑
これがタイ式か…!
総じてめちゃくちゃ気持ちよかったです。
時間があったら1時間しても良かったなあ。
ワットポーを後にし、最後の地ワットプラケオに向かう前に。
腹ごしらえとして、make me mangoというスイーツショップに行きました!
20代くらいのお姉さんがワンオペで回しているようで、14時前という微妙な時間に行ったにも関わらず激混み。
30~40分待つことになりました。
行かれる方はご覚悟を…。
でもマンゴージュースは美味しかったです。暑いから余計に沁みますね。
【4】我らのラスボス、王朝とワットプラケオ
さて、我々の観光プランも残すはあと1箇所。
ワットプラケオに歩いて向かいます。
ワットポーからは歩いて15分ほど。
距離にしたら大したことないんですが、9月で乾季といえど照りつける暑さに体力が持っていかれます。
さっきマッサージで回復していなかったらヒットポイントやばかったぞこれ…。
なんとか汗を拭いつつ到着!
敷地内では、門をくぐるといきなり本堂が顔を出しました。
本堂内には、エメラルド仏と呼ばれる翡翠でできた緑色の仏様が。
タイで最も神聖な仏像だそう。
季節に応じて服装も変えているそうです。
仏様のお召し物を変える、という文化は初耳だったのでとても興味深いなあと思いました。
夏と乾季と雨季で、それぞれの季節の特徴に合わせた衣装が用意されていて、国王様によって衣替えが行われるそうです。
仏様を生身の人間のように大切に扱う、素敵な文化ですね。
本堂内での写真撮影はNGだったので写真はないですが、高い神輿のような場所に煌びやかに祀られた仏様はライトアップもされていました。
タイの仏像で面白いなと思ったことは、仏像の周りに仏像の方を向いて拝んでいる人の像も必ずあったことです。
このエメラルド仏の前で祈っている像は、ラマ一世とラマ二世だとか。ラマ三世によって作られたそうです。
タイの歴史も、踏み込んで知ってみるとかなり面白そうですよね。
こちらは本堂の隣の金色の仏塔。
下を支えているのは、守護神のヤックとモックだそう。
可愛い…。
この2体、空港や門の両端など、至る所で見かけました。
沖縄のシーサーみたいな感じですかね。
見かけた方はぜひ、名前を思い出してみてください。
ヤックとモック。
可愛い。
そしてそして、いざ王朝へ。
とても立派な庭で、今も王族が利用していると思うと神秘的ですね。
日本でいう天皇陛下宅を観光しているような感じでしょうか。
恐れ多い…尊い行為です。
たまに衛兵も見かけました。
きちっと整列して建物に入っていく様は、昔も今も変わっていないのかもしれません。
黒いコインで乗る地下鉄!
さて、無事にワットプラケオと王朝を観光できたので、これから市内へ戻ろうと思います。
メインディッシュは、「カオマンガイ」!
ちょっと奮発して良いお店でいただく予定です。
とその前に。
せっかく海外旅行に来たんだから、現地の交通手段をきちんと使いたいという思いがあります。
今まで2日間で、ほぼタクシー+2回だけBTS(モノレールみたいな)、電車はアユタヤから1回、ということで地下鉄をまだ経験していません。
ここしかない!
我々は、半ば私のわがままで
ワットプラケオからSanam Chai駅まで20分ほどの道のりを歩きました。
そこで次の目的地までのチケットを購入。
あれあれ、渡されたのはなんと紙でもカードでもなく…
こんなおもちゃみたいなので、本当に検知出来るのかなと不安になりながら下車。
改札機に、自販機のように小銭を受けられるような窪みがあり、そこに黒いコインが吸い込まれたかと思いきや、改札を通れました。
ああ、よかった。
これだからやっぱり異国地での体験は楽しいですね。
最後の晩餐、カオマンガイ!
我々の旅行の最後の晩餐は、そう。
カオマンガイ!
ルエントンという、ホテルの下のレストランで提供されているカオマンガイが美味しいとのことで、ディナーコース開始時間17:00を狙って突入です!
9時に市内のホテル発で、三大寺院と王宮を見て回って、17時に市内に戻って来れる距離感ですので、予定を立てる際の参考になれば。
タイにしてはお高めのレストランですが、5品頼んで(2人でこれは本当に頼みすぎ、食べきれなくて大反省でした)8000円ほど(2000バーツ)だったので、失敗してもそこまでの出費かと思われます。
日本の居酒屋くらいの値段ですかね。
タイ、本当に物価が低くて過ごしやすいなあ。
そしてそして、待ちに待ったカオマンガイ!
来ましたー!!
見た目だけでもおいしそうですが、味もバッチリ✨
ご飯についたした味だけでもおいしかったですが、タレをつけたプリプリの鶏肉がたまりませんでした!
ルエントン、ホテルに結構日本人の方が宿泊しているのかここのレストランも日本の方が多かったです。
味も抜群に美味しかったので、ぜひ訪れてみてください^ ^
スワンナプーム空港へ
お土産も買い尽くし、3日ぶりにスワンナプーム空港へ。
到着してタクシーに乗り込む時には気付かなかったですが、本当にドデカい空港!!!
タクシーと車が並ぶ量と道路の長さが、日本では見たことのない規格!
そんなこんなで、タイへの3泊5日トリップは幕を閉じました。
意外と3日間あれば行きたいところには行けて、食べたいものを食べられたなあという印象です。
中でもアユタヤ遺跡とワットポーはぜひ人に勧めたいスポットでした。
タイの王朝の歴史に触れられて、寝釈迦仏様は予想よりはるかに大きいので衝撃的です!
海外旅行の度に、ガイドブックを使い倒すのがとても好きなんですが、今回もなかなかいい感じにボロボロになりました。
ありがとう。
また海外旅行の時には、旅行記、残そうと思います。
お付き合いくださりありがとうございました^ ^
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