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【3泊5日のタイ旅行】アユタヤ遺跡からルーフトップバー-2日目-

タイ旅行の2日目!
アユタヤ遺跡へ行ってきました。

バンコクからアユタヤまで

遺跡へはバンコクの中心部から、タクシーで1時間ほど。
電車で行くつもりだったんですが、時間を優先してGrabで配車しました。

涼しいしタクシー快適…!
900バーツほどで到着です。(3,600円)

アユタヤ駅から遺跡まで

アユタヤ遺跡も事前にYouTuberから予習済み!
駅周辺には日本のキャッチならぬ、トゥクトゥクの客引きが次から次へと…!
流されがちな私は危うかったのですが笑、なんとか心を鬼にして振り解き、チャオプラヤー川の船渡し場まで足を進めます。

アユタヤ遺跡までは川を渡らないと行けないので、渡る前に移動手段を借りてしまうと高くつくのだとか。
10バーツ/人で川を渡してくれます。
ドヤ顔で相方に説明していざ参らん。

小舟で渡してくれます。
碇とか特にないのにきちんと岸で止めてくれるので
ドライバーさんの技術がすごいw

川を渡り終わったところで、自転車をレンタル!
1日60バーツ/人で貸してくれました。
暑いのでトゥクトゥクやタクシーを使うのも快適ですが、これから周る遺跡ポイントで「〇〇分滞在ね」と時間を区切られるのを避けたかったので、我々はレンタサイクルにしました!

暑いけど自由に周れたので快適でした^^
あとタイで自転車に乗るのも新鮮です。

借りるときにパスポートが必要です!

自転車を借りていざ出発!!
簡単な遺跡の地図もくれました。
快適快適〜🎵

3つの遺跡巡り!

まずはワットプラマハタートへ!
石像の頭が、木の幹に覆われている場所が有名ですよね。

写真を撮るときも、石像の頭より高くならないように座って撮影。

遺跡の中は至る所に石像が並べられてあったのですが、どの石像も頭はもちろんなく腕や体も粉々にされている状態。
岩斧や大砲なんかで攻め込まれたのかな、と当時の壮絶な様子を遺跡を通して垣間見たようでした。

お顔が残っている石像も。

続いてワットプラマハタートの北にある、ワットラチャブラナへ。

ここでは塔に登れまして、中も見ることができました。
なかなか急な階段を登ります。

塔の中の小窓から辺りを見渡すことができました。
奥の部屋には、パネルが入り口を除く3方面に設置してあり読むことができます。タイ語ですが…。
そしてこの部屋、かなり臭い。
というのも、天井を見上げると・・・

無数のコウモリが。
(ぎやあああ)

口元を抑えていかれることをお勧めします。
本当に臭い。笑

そして今度は自転車で西へ西へと進みます。
歩道がなく、道路を自転車やトゥクトゥクやバイクがビュンビュンと走っているので、自転車は正直かなり浮いていましたが(観光客まるだし)
そんなの関係ねえっ

とても気持ちの良い青空だったので
タイの空気も、風も、日差しも、街並みも
全部享受して巡れる、というのはなかなか乙です。

快適にキコキコと漕いで、3つめの遺跡、ワットプラシーサンペットです。

ここは入り口がかなり分かりづらい!
駐車場的なところに入っていくのが正解なのですが、途中で明らかに「ここ入っていいの?」みたいな場所に辿り着きます。
迷っていたら、現地のおばちゃんがこっちこっちと手招きしてくれて、自転車を押しながら恐る恐る進みました。

正直、遺跡の中でもこの遺跡が特に衝撃的でした。
(以下少し過激な事象を書いているので、避けたい方は次の見出しまで)





というのも、遺跡までの道で
犬が死んで虫が集っていたり、足のないおじさんがアクセサリーを売っていたり、乗り捨てられた古いバイクの上に毛布がかぶさっているだけかと思いきやその座席で人が背中を丸めて寝ていたり、
と日本では滅多にというか絶対目にすることのない衝撃的な光景が続いていました。

道端で物を売っている人はみんな痩せていて、正直目を合わせるのが怖かった。情けないけど。
それでも、私たちがどこに行ったらいいんだろ、と迷っていると、あっちだよと声をかけて指を指して微笑んでくれる人もいました。

昨日のバンコクでは感じなかったですが
改めて、異国に来たんだと。

自分が住んでいる世界は決して当たり前じゃなくて、自分にとっては恵まれている環境に生まれ落ちて、こうして生きてこられているんだと。
それって、最初に生まれてくる場所がどこなのか、運だけの違いな気もして、ちょっと怖くなると同時に、今いる環境に境遇に、ただただ強く感謝して甘んじずに生きなきゃと思いました。

ただ恵まれているいない、も人それぞれの基準だから、私が恵まれていると思っていても誰かにとっては恵まれていない状況だったり、また逆も然りなので、ここで会った人たちにはちょっと見ただけの私には知り得ないたくさんの楽しいことや悲しいこと、生活があるはずではある。

ユネスコ遺産登録 ワットプラシーサンペット

ユネスコの石碑

三つの仏塔が立っており、それぞれの下には王族が眠っているのだとか。
日本もそうですが、古来は立派な方が亡くなられたら大きな墓標を立てたものなんですね。
古墳といい、タイの仏塔もそう。
大きいと、権威を示すことにもなりそうですが、後世にまで忘れられない存在に、という想いも込められているのかなあと、タイに来てふと思いました。

自分も含めて、遺跡でパシャパシャと写真を撮る。
一見、神聖な場でなんてマナーのない低俗な行為なんだ、と思えるんですけど
世界遺産や観光地になることによって、いろんな人が集まる場になる。
というのは、意外と求められていたことなのかもなあと。

誰にも知られず広められず、ひっそりとその存在を忘れられていく場所だってあるけど、そうではなくて人々の記憶に残り続けて、集まってもらい続ける場所にしたい。
そういう古来の人々の願いによって、こんなに大きくて立派な建造物が建てられて、世界が守るべき遺産になり、観光地になる。

だから、大勢の人が想い想いの気持ちでこの遺跡に足を運んで写真を撮って過ごす時間があるだけで、遺跡にとっては願いが叶えられていることになるのかもなと、思ったりしました。

ゾウに乗る夢が一つ叶った!

さてさて、遺跡を後にして向かったのは
アユタヤエレファントキャンプ!!!

なんとここではゾウに乗れました!!
きゃっほーい!
一生のうちにゾウに乗るチャンスなんてそうそうないですよね、アユタヤに来た方はぜひマストでスケジュールに組み込んでもらいたいです。

20分で近くの遺跡まで往復してくれるコースが400バーツです。
意外と体感時間が長いので、20分で十分だと思います。

途中で記念撮影してくれるスポットもあったので、お一人で来られた方もご安心を!

いえーい!

めちゃくちゃ楽しかったんですが、乗り心地はかなり悪いことはお伝えしておきます!笑
私が乗ったゾウが小さめだったからもあるかもしれませんが、一歩一歩進む度に揺れる揺れる。
腹筋が20分でかなり鍛えられました。

このゾウさんもゾウ使いもとても器用でして、度々すれ違う車からチップをもらうことがあったんですね。
チップを渡したがっているのに気づくとギリギリまで車に身体を近づけて、車の窓から出された手の先の紙幣のチップを、鼻で受け取りそれを上手に頭の上に座っているゾウ使いに渡すんです。

賢い・・・!このゾウ・・・!

ゾウ使いじゃなくてゾウにご褒美あげておくれ、、、と思いながら20分のライドを終えました。
終わってからも、この周辺の道にはライド中のゾウが多いので日本の動物園なんかよりも間近で見ることができました!
タイならではですね。

普通に歩道を歩いているゾウたち

川エビのグリル

そして川エビで有名なバーンマイリムナームへ。

買ったガイドブックにも乗っていて、きっと美味しいんだろうと入店!
二階に通されて、川を見ながらランチできました。

ただ京都の鴨川とは訳が違います。(くわっ)
窓から優雅に川を見ることはできるんですが、川が濁流でまっ茶色なんですね。
全く食欲がそそらない…ので窓際の席じゃなくて良いと思います。

有名な川エビのグリルを注文!
2個でよかったのに、なぜか6個からしかないと言われて6個注文。
いやいや多いやろ。

相方は結構グルメでして、スズキも注文!そして店舗のおかみさんおすすめの焼き鳥も注文。

スズキ丸々一匹。でか!!!
お子様プレートみたいなので出てきた焼き鳥

個人的にはスズキと焼き鳥は美味しかったです!
川エビはプリップリで美味しかったんですが…、なんでしょう。
川の匂いがして1個でギブアップ。
相方が5つも食べてくれました…ありがとう。仏だよ。

おしゃれなカフェも

アユタヤ駅に戻る途中で、アユタヤに似つかわしくない(失礼)おしゃれなカフェを発見!

屋根がカラフルなレンガで可愛くて、カフェ内の庭園には鯉が泳いでいたり、足を池に投げ出せる場所もあって、ちょっと京都を彷彿とさせるような小綺麗なカフェでした!
早速入店。

風情のあるお庭
日本語!?

タイ料理ではないですが、普通のアフォガードとグラニチェを食べました。
美味しい…!
普段食べ慣れているもののおいしさを噛み締めるひとときです。

カップもかわいい
アフォガード優勝

20バーツの列車でバンコクまで!

アユタヤ駅

アユタヤ駅に帰還しまして、帰りは電車に乗ってみよう!ということで切符を購入。
乗車料金の違いで3等と2等が選べまして、グレードアップするとエアコン付きの車両になるみたい。
とりあえず20バーツ(80円。安!)でバンコク市内まで行けるという最安の3等に乗ることに。

正直めちゃくちゃ暑かったです。笑
でも、風が当たる席ならとても快適なはず。
現地のおばさまは全開している窓からの風を一身に受けて、とても気持ちよさそうでした。

結構なスピードで走行

終着駅は、クルンテープアピワット駅。
小一時間で到着したので、関西で言うと滋賀県の野洲駅から大阪までくらいですかね。

格差を痛感。ルーフトップバー

明日の深夜便で帰国するので、今日がバンコクで過ごす最後の夜。
ガイドブックにおすすめされていたルーフトップバーに行きたくて、日が沈む時間を狙ってバンコク市内を一望できるルーフトップバーに向かいます。

場所は、セントラルワールドの近くCRU Campagne

セントラルワールドのトイレでタイパンツからワンピースに着替えて、いざ参らん!

センタラグランドホテルのエレベーターを乗り継いで向かいます。
途中の22階でホテルのエントランスがあったのですが、なんとVIPな空間でしょう。
天井が高くて大きな窓からは夕陽が見えていて、フロア全体にフレグランスのいい香りがして清掃が行き届いていて、フカフカの絨毯。
さっきまで自分たちがいた所との格差を目の当たりにしました。

ホテルのエントランスからの夕日

レストランで食事をする場合は予約がいるそうですが、屋上のバーは不要とのこと。
予約なしでそのまま向かいました。

時間はPM18:30過ぎ
ちょうどサンセットに間に合いました。
日曜なのにお客さんはいなく、貸切状態。
緊張しながらカクテルとおつまみを頼みました。一杯1,000バーツ(¥4,000)ほど。
さっきの電車代が嘘みたいです。

この扇形のがトレードマーク?!

夕焼けがとても綺麗で、夕陽に照らされるタイの街並みが一望できて、風が気持ちよくて、スタッフさんも優しくて、いわゆる「良い暮らし」を今この瞬間満喫しているなあと。

一方で、さっきまでのアユタヤの景色が忘れられなかったです。
日本ではここまでとは言わないけど、タイではまだまだ格差が残っている現実に、もっとなんとかできないのかなと無責任なことを思ったりしました。

タイで噂のSOMBOON

夢のような時間のルーフトップバーを後にして、タイに行った方におすすめされた
プーパッポンカレーの「SOM BOON」に向かいました。


これが噂のプーパッポンカレー

カレーと聞いて思い浮かべる料理とは打って変わって、タイのプーパッポンカレーはカレー味のスープにふわふわの卵をといてカニの身を混ぜて出来上がるそうです!
これ、全部ふわふわの卵です。びっくり!
美味しかったんですが、ちょっと胃がもたれそうなお味。
2人だったのでノーマルサイズを頼んだんですが、スモールサイズで良かったねと反省。
これをお読みの方は、ぜひスモールサイズでトライしてみてください^ ^

いよいよ3日目!三大寺院へ

さて、タイ旅行も残り1日。
明日は三大寺院と王宮に行こうと思います。


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