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あやさと自作SRPGゲーム「Gaining Fate」オープニングナレーション一部公開(まだ作品自体は未完成)

どうもあやさとです。
あやさとはほぼ毎日、少しずつ自作のSRPGゲームを制作しております。
今日は各ユニットの能力や成長率、期待値をグラフ化したものをExcelで作成していたら22時半になってしまい、ブログのネタや構成を考えるヒマがなくなってしまいました。
あやさとは8時間寝ないと次の日仕事にならない体質でして・・・あと1時間半後には絶っっ対に寝なければいけません。

ということで、今回はワタクシあやさとが自作したゲームの世界観を、第一章のオープニングナレーションを公開すると共にご紹介していきたいと思います。
要するにゲームの文章をそのまま移植するという手抜きです、はい。
それではご覧ください。パチパチパチ


『第一章 少女の目覚め』

この世界が動いたのは、3年前からだった。

「紅い壁」がなくなるその時まで、3国はお互いのことを知っているようで知らなかった。

この世界には2種類の「壁」が存在していた。

世界の外側を遮断する、ぼんやりと蒼い光を放つ鉄壁のカーテン・・・

内側を3つに隔てる、淡い光を放つ赤色の壁。

2つの壁は向こう側は見えるが、天へと続くかのように高く、また地の底まで続いており、壁の向こう側に行く術は誰も知らなかった。
言い伝えでは、魔法が使える先祖がその魂を具現化したものだとも・・・・
壁はしなやかだが、何をもってしても傷1つつかない。
もはや壁というより、結界のようなものだ。

山の上にも、海の底にも、赤と青の2つの壁はくまなくそびえたつ。

この壁の隙間を見つけようとしたもの、破壊しようとしたもの、呪文や神の力によって突破しようとしたもの・・・
結果的には、どうやっても壁は3つの国のつながりを許さなかった。

この壁は次第に「我々は過去に彼らと対立し、先祖が隔てた聖なる壁だ」「これは神がやつらからの攻撃を防いでいるのだ」という風に言い伝えられるようになった。
その結果、壁に沿って随分な兵が配置され、もはや一般人は壁に触れる事すらままならなかった。

どうやらその風潮は他国にも伝播したようで、崩れぬであろう赤く透明な壁を挟んで3国がにらみ合う状態となった。
それでも、せめて言葉が同じであれば。3国が分かりあえる可能性はあったことだろう。
3国は言語も違えば、文化、自然環境、思想など何もかも違っていた。人の子であるということのみが、彼らとの唯一の共通点かのようであった。

中央に権力を集中させ、市民の忠誠心、団結力を何より大事にする独裁国家サイン。

魔族を多数有しており、一族間の対立が激しい競争国家チェンシー。

多数の民族が介在しており、神への信仰心を第一に考える宗教大国ルベン。

幸か不幸か、この3国はあるきっかけから接触を持つようになった。
約3年前、「紅い壁」が崩壊したのである。
いや、崩壊というよりも、地面に光の痕跡を残して完全に消滅した。そして・・・愚かなことに、壁が消滅して間もなく、3国間での戦争が勃発したのだ。
その早さは、あちらが攻め込んでくる前に攻めるという、各国の恐れが引き起こしたものだった。

3年が経過しても、この戦争は終わらなかった。終わる気配すら一向になく、いずれか2国が亡ぶ以外に、この戦争は終わらないものだと民衆も感じていた。
戦争が原因で、故郷を無くしたもの、家族を亡くしたもの、仲間を無くしたもの・・・そういった人々を集めて、3国各地に拠点を持つ解放戦線が結成された。

解放戦線を先導するもの、ルメンテはサイン国辺境の田舎町へと急いでいた。

戦争を終わらせる、一つの切り札・・・
それを頼りに、立ちはだかるサイン兵と戦い、多くの犠牲者を出しながら、目的地へと向かう。
これはのちに、解放元年と称される・・・・



いかがだったでしょうか。
以上が、あやさとが構想を練っている世界のあらすじです。
戦争を終わらせる一筋の望みは、この後に出てくる一人の主人公に握られることになります(レジェちゃんです)。
もっと詳しく見たい!という方は、「ニーハオあやさと」というチャンネルでSRPGゲームをYouTube公開しているので、ぜひぜひご覧ください。
ごくまれに更新します、第3章が終わったら・・・!


P.S メンバーシッp・・・・ゲフンゲフン

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