【10秒で物が探せる!?】片付けアプリNo.1『FloorInfo』のご紹介
こんにちは。綾沙汰です。
今回は私が開発した、部屋や、その他保管場所などに置いたモノの『場所を記録』し、『管理を容易』にするためのiOSアプリ『FloorInfo』のご紹介をいたします。
なお当アプリは、iOS14以降に対応したiPhone/iPadをお持ちの方であればどなたでも無料でご利用頂けます。
✅️前買ったアレはどこ!?
…と、保管しているモノが増えてくるとつい叫びたくなることがあります。
世の中には様々な片付けの手法や、それを記載した書籍が販売されており、そして、片付けるモノやその環境、私達の性格や普段の生活スタイルによって整理整頓のアプローチは多種多様に変化することもあります。
つまり、モノの片付けというのは私生活を送る上での私達の大きな悩みのタネとなるのです。
普段から使っているものは、慣れていれば、すぐにどこに何があるのかが瞬時に判断できますが、数ヶ月、もしくは何年も使っていないものの在り処は私達の記憶からすっぽり消え去ってしまい、探すだけで大変な思いをされた方も多いと思います。
当アプリは、モノの名前と場所を2次元的に紐づけて、その場所を検索で瞬時に突き止めることができるアプリとなります。
✅️『FloorInfo(フロアインフォ)』について
このアプリでは主に以下のことが可能です。
1.フロアの作成
2.タイルの着色
3.保管物の『記録』
4.保管物の『移動』
5.保管物の『検索』
6.iCloud同期
順番に詳しくご説明いたします。
📑1.フロアの作成
アプリを起動すると、初回チュートリアルや確認のポップアップなどが表示され、それを終えると以下のようなフロア選択画面(現在は1つも作成していないのでまっさらな状態)が表示されます。
右下の「フロア作成ボタン(+マーク)」をタップすると、フロアを新規で追加する画面が表示されます。(『インポート』は、既に存在するフロアをエクスポートすることで使用できますが、今回は解説を割愛します)
今回は新しくフロアを作成しますので、上の「新規作成(最初はこちら)」をタップします。
すると、「フロア名」「縦の長さ」「横の長さ」を入力するウィンドウが順番に表示されますので、1つずつ入力していきます。(ここでの縦/横の単位は『タイル』と呼び、記録の最小単位となります)
フロア名に「自室」、縦の長さを「5」、横の長さを「6」とし、決定ボタンを押します。
指定した大きさのフロアが作成されました。
これより、タイルの着色、および保管物の記録などの操作を行なっていきます。
📑2.タイルの着色
タイルの着色を行なうことで、アプリ上で管理するフロアを『実際にモノを保管する部屋の色合いと似たような色』にすることができるため、視覚的に分かりやすく管理することができます。
フロア上のタイルをタップすることで、タイルを『選択状態』にすることが可能です。(囲いの色がついているタイルが『選択状態』です)
着色したいタイルを選択した後は、画面右下の『着色(カラフルなボタン)』をタップして、着色を行ないます。
着色の方法は、上図のようにすでに用意されている6色からタップして選択する方法や、RGBのバーを操作して色を変更する方法などがあります。
着色する色を指定できたら、決定ボタンを押します。
これでタイルが着色されました。今回は壁をイメージした着色を行いましたが、例えば棚の色やクローゼット、ベッドをイメージした着色も部屋の様子をより分かりやすくしてくれます。
📑3.保管物の『記録』
次は保管物の記録です。
保管物の記録も着色と同様、タイル単位で行なうことができます。
まずは、タイルを『1つだけ』選択し、画面右下の『編集』をタップします。
すると、そのタイルの保管物の管理画面(現在は保管物を1つも作成していないのでまっさらな状態)が表示されます。
早速、そのタイルに保管物を追加していきましょう。
その箇所にプラモデルが飾られていたとします。まずは右下の『保管物追加ボタン(+マーク)』をタップします。
保管物の追加の画面が表示されます。
名前を設定し、『追加する』をタップすることで、そのタイルに保管物を追加できます。(保管物の追加画面は「閉じるボタン(✕マーク)」で閉じることができます)
保管物は一度に複数の追加が可能です。
追加する保管物の名前を「,(カンマ)」で区切ることで、追加した際に複数の個別の保管物として追加されます。
これで、指定のタイルに合計4つの保管物が追加できました。
📑4.保管物の『移動』
次は追加された保管物を、別のフロアやタイルに移動させます。
移動先として、「共同フロア」というフロアを事前に作成しておきます。
次に、先ほど保管物を追加したタイルを選択し、『編集』をタップします。(保管物の移動の場合、タイルを"複数"選択して実行することも可能です)
移動する保管物のセルをタップして選択し、『保管物移動ボタン(画像黄色枠)』をタップします。
そうすると、移動先フロアのタイプとして
・このフロアで移動
・他のフロアに移動
の2種類が選べますので、他のフロアに移動を選択し、『共同フロア』をタップ後、配置先のタイル(今回の場合は "2-2")をタップし、OKを選択します。
移動後は、移動前のタイルの編集画面に戻ってきます。この時点で、移動させた保管物がこのタイルから無くなっていることが分かります。
『共同フロア』を確認すると、移動させた保管物が確認できました。
📑5.保管物の『検索』
さて、とうとうこのアプリの強力な機能である『検索機能』の解説です。
検索はトップ画面(アプリを起動して表示される、フロア選択画面)から行ないます。
検索ボタンをタップすると、
・フロア名
・保管物名
のいずれかの(or 両方に合致した)検索が可能です。
薄く「フロア名」もしくは「保管物名」と書かれた箇所をタップすると、検索ワードの入力画面に移動します。
保管物の検索の場合、画面中央の『期限でソート』のスイッチをオンにすることで、検索結果の保管物が期限でソートされます。
また、これをオンにした場合、期限が設定された保管物のみが結果に表示されます。
さらに、オンの状態で検索ワードを空欄にすると、期限が設定された保管物が検索結果に表示されるようになります。(オフの場合だと保管物でのフィルタが機能せず、結果にはフロアが表示されます)
試しに、検索ワードを空欄にして、『期限でソート』を有効にして検索を実行してみます。(検索結果に出ている保管物はあらかじめ作成しておいたものです)
つまり、『期限でソート』を有効にすることで、このアプリに記録された「期限が設定されている全ての保管物が期限順に一覧表示される」のです!(フロア側でも検索フィルタをかけていた場合、それに該当するフロアに含まれる保管物のみが表示されます)
📑6.iCloud同期
当アプリは、同一AppleIDを使用した異なる端末間でのiCloud同期がご利用頂けます。
つまり、同一のフロアの保管物の管理を複数人で(複数端末から)行なうことができます。
今回は簡単な設定方法のみをご紹介します。
まずは、トップ画面の下中央の歯車ボタン(設定)の「iCloudを有効にする」をオンにします。
その後、iCloudフロア(iCloudの同期が有効になるフロア)にしたいフロアのセルを左にスワイプし、iCloudスイッチボタンをタップし、iCloudフロアを有効化します。(オフにする場合も同様の操作を行ないます)
iCloudフロアが有効のフロアは、セル内のフロア名の左にiCloudのマークが付加されます。
これで、そのフロアは同一のAppleIDを持つ端末同士で共有されるようになりました。
もしこのiCloudフロアを別の端末に同期したい場合、その端末の「設定 > iCloudを有効にする」をオンにする必要があります。
✅️外部サイトの紹介記事
当アプリは、外部サイトでも紹介されております!
よろしければ、以下のリンク先もご確認いただければと思います。
📑Appliv 様
📑AppRoom 様
✅️片付けについて
いかがでしたでしょうか。
このアプリを使用することで、あなたの片付けの大きなお力添えとなることがお分かり頂けたのではないでしょうか。
以下のリンク先よりインストールできますので、気になった方は是非インストールしてみてください!
ただ、このアプリを有効活用するためには、『実際に配置している場所』と、『このアプリで記録した保管物の場所が一致している』ことが最低条件です。
つまり、日々の片付けに不備が生じてしまうと、このアプリが十分に活用できません。
そのため、普段から必要最低限の片付けに対する心構えが必要になります。
世の中には、片付けに関する本は山程存在し、それらは多種多様なアプローチ(本質的には似通っている部分も多いです)で片付けを指南しています。
私個人も、今まで多くの片付けや情報整理の本を読んできましたので、私なりに大切だと思われることを簡単にご紹介してこの記事を終えたいと思います。
私がいろいろな調査から判明してきた、片付けをする上で大切なのは、以下の点だと考えています。
・出したものは同じ場所にしまう
・自分がどういう人生を歩みたいか
・物の配置に関する悩みはなにか
1つ目はおそらく殆どの方が片付けをする上で意識できることだと思います。
しかし、残りの2点は、『人によって異なる部分』なので、それは私たち一人一人が自分に問いかけて答えを導き出す必要があるのです。
これらは3点とも、正直申し上げますと今回ご紹介したアプリを使用するだけではサポートしきれない部分です。
片付けを通じて、自分の人生をより良いものにしたいのであれば、この3点はこれから是非意識してみてください!
当アプリや、これらのことを意識することで、これからの皆様の人生がより良いものになることを願っています。
== 宣伝 ==
私は現在、iOS(iPhone、iPad)向けにアプリを開発しています。
情報整理や音声、モーションセンサなどを利用した様々なアプリを開発しておりますので、もしご興味があれば是非ご確認ください。
アプリに関するご意見もお待ちしています。
AppStoreのリンク
== 宣伝終わり ==
これでこの記事は終わりです。
最後までお読みいただきありがとうございます。