【有料級/2ヶ月間無料】性格の悪い人間の『意図』と『対策』
こんにちは、綾沙汰です。
今回は主に『性格の悪い人間』に頻繁に表れる傾向とその対策についてお伝えいたします。
✅️性格の悪い人間が世の中に多すぎ!?
えーっと、やっぱり皆さんのまわりにもいますよね??
「こいつ性格悪いなー!」
「上司が最悪の性格してるわぁ」
「こいつよくこの性格で今まで生きてこれたな~」
っとまあ、口でははっきりとは言いづらいですが心の中では激昂の波が立っては引いてを繰り返す方は世の中めちゃくちゃ多いのではないでしょうか。
しかし、そんなことを思っている私達自身も、客観的に見て性格が悪い人間になってしまっているかもしれません😱
でも、この記事をお読みいただければ、自分がそうならないように予防できる可能性はおそらく高くなります。(少なくとも、私個人から性格の悪い人間判定はされなくなるでしょう)
あくまで私の過去の経験上の話ですが、本当の意味で性格が悪いと思えた人々には「ある共通した人間性」が判明してきました。
✅️性格の悪い人間の『傾向』
📑性格の悪い人間の傾向とは?
私の過去の経験上、性格が悪い人間に共通していた性質、それは
「結果」と「理想」のギャップを非難する傾向がある
ことです。
そして、タチが悪いと『絶対に届かない理想』を要求してきたりもします。(以下では、この手の非難行為を「ギャップ非難」と呼ぶことにします)
📑「ギャップ非難」について
と、文字だけでパッと書かれても正直ピンとこない方も多いと思います。
なので、具体例を交えてご説明いたします。
皆さんは、誰かと会話しているとき、まるでツッコまれる感じで
「なんで〇〇なんだよ!」
「なんでそこで◯◯しないんだよ!」
と、ご自身の何らかの行為や、経験を話したときなどに言われた(非難された)ことはないでしょうか。
これが今回議論の対象となる『ギャップ非難』のおおまかなイメージです。
グラフっぽい表現をすると下のような感じ。
つまり、『結果を見た人が、その結果と自身の身勝手な理想との「違い」を対象者に突きつける』ことと言えます。
私が過去に遭遇した、いわゆる性格の悪い人間には、ほぼ必ずと言い切っていいほどこの突きつけを仕掛けてくる性質がありました。今思い返せばビックリするぐらい高確率だったように思います。
📑「ギャップ非難」がなぜ性格が悪いことになるの?
これだけ聞くと、「いや、それはあなたが何かやらかしていて、その人は注意をしてくれていただけなのでは?」と思う方もいるでしょう。
ギャップ非難を得意とする人間というのは、これまた恐ろしいぐらい高確率なのですが、「非難はするのに原因究明は丸投げ」なんです。
言い換えれば、性格が悪い人間はその結果に寄り添って、その人のためになるようなアドバイスやお手伝いのようなことは(ほぼほぼ)一切しません。これがものすごく重要な点です。
しかも、業務上や共同作業での注意という枠を超えて、日常生活での何気ない振るまいや趣向に対してもやたらとギャップ非難を仕掛けてくることが多いのも特徴です。(要するにただのマウンティングです)
皆さんの中には「やりがい搾取」という言葉を聞いた方も多いかと思います。
結論から言うと、彼らは『ギャップ非難』を手段として、やりがい搾取を仕掛けてきているのです。
そしておそらく、このギャップ非難を手段として搾取を目論む人間は世の中にものすごい数で存在していると思われます。
もしそれが仮に正しいとして、何故それだけ多くの人間がその手法を用いるのでしょうか。これはただの偶然なのでしょうか。
おそらくきっかけは、その人にとって何か本当に不満な点があったのでしょう。そして、そのことについて憤りながら言及をすることで、周りがその『要求としてのギャップ非難』に応えてしまい、その人にとって都合よく動いてしまうことで、その人が「あれ?もしかして『絶対に届かない理想を相手に突きつけ続ければ』自分は楽に生きていけるんじゃね?」と考えてしまうきっかけがあったのだと思います。
人間である以上、誰かに対して欲求に応えてほしかったり、不満があったりすることは生きていればおそらく必ずあることです。そして、結果的に先述の『ギャップ非難によるメリット』に気づく人も増加してしまうのでしょう。
これが私が考える、
『世の中に性格が悪い人間が多くなってしまう』最大の理由
です。
しかも厄介なことに、このように誰かに一方的にギャップ非難をし続ける行為は客観的に見てエンタメになりえてしまうのです。ギャップ非難が傍観者にとって笑えるマウンティングのように見えてしまうと、必然、それを咎める人の割合も少なくなってしまいます。(しかも、端から見たら注意している側なので「被害者面」も可能です)
✅️『ギャップ非難』良し悪しの判断
ただ、本当にギャップ非難は悪意のみで行なわれることなのでしょうか?
例えば、スポーツクラブのコーチであったり、進学塾の講師であったり、立場上、選手や生徒に対して目標を達成できるように発破をかけることが『悪意に満ちたギャップ非難である』とは言い切れないでしょう。
その良し悪しの判断の難しさも、このギャップ非難による搾取が横行し、なかなか是正できない理由でもあると考えられますが、以下の点に注意すれば、相手が悪意を持っているかどうかが判断できる可能性が高められるでしょう。
・目標設定が過去のデータからではなく、感情的に行なわれていないか
・相談する手段が適切に設けられているか
・共有される情報に偏りがないか
・見下されるようなやり取りがないか
これらがきっちりクリアできている組織であれば、比較的健全である確率は高いと考えられます。概して『お偉いさんが他人に厳しく、自分に甘い状況を作り出している』環境は要注意です。
✅️『ギャップ非難』への対策
ここまで、やや駆け足での議論となりました。そして、『性格の悪い人間=ギャップ非難でやりがい搾取を行なう人間』という仮定を今まで「正」としてきました。
私個人の経験に基づいた議論となり恐縮ですが、実のところ、多分皆さんにとっても多くの方がこの手の人間に心当たりがあり、そして悩みのタネとなっていたと信じて、以降、話を進めます。
では、私達が悪意を持ってギャップ非難をしてくる人間に対して、できることは何なのでしょうか??
もしギャップ非難を仕掛けられた場合、以下のような対抗策が考えられるでしょう。
・責任を取らせる
・相手の要求に応えない
・相手の「理想」と「結果」間のギャップにも言及する
それぞれ、詳しく見ていきましょう
📑責任を取らせる
結果に対し、相手が理想を掲げ、それを押し付けてくるのであれば、それを命じた人物に責任を取らせるように約束を取り付ける対策が有効です。
なるべくなら公的な成約を結びつけるのがベストですが、威圧の意味でも少なくとも口約束をするだけでもそこそこプレッシャーを与えられるでしょう。(むしろ、相手の言うことに何の抵抗も示さずに応えてしまうとギャップ非難がエスカレートしてしまいます)
📑相手の要求に応えない
相手がギャップ非難をしてきても、時間/体力/人数などの不足を理由に断ってしまうのも有効です。というか、正当な理由なのにこれができない環境はほぼブラックなので逃げたほうがいいと思います。
📑相手の「理想」と「結果」間のギャップにも言及する
反論ができる相手であれば、相手の要求に応えないのもアリですし、一方的かつ頻繁に突きつけられるのであれば、逆に相手にもギャップ非難を仕掛ける手段も有効です。
ただし、この方法は人間関係のトラブルになる要因にもなります。
関係性がこじれる場合もありますので、本当に困ったときに使うのが良いでしょう。(ギャップ非難されていることを普段から思い返すぐらい悩んでいるようでしたら思い切ってやってみても良いかもしれません)
おそらくですが、頻繁にギャップ非難を仕掛けてくるようであれば、相手と縁を切るタイミングだと判断してしまってもいいように思います。(搾取かもしれませんし、もしくは相手の要求が高すぎるのでそれ以上の関係の継続が難しいと思われるためです)
✅️『ギャップ非難』の社会的影響
個人的に、ギャップ非難は社会において以下の形で影響を及ぼしていると思われます。
・年功序列制
・クレーマー
・お笑い
詳しく見ていきます。
📑年功序列制
社会人として生活されている、おそらくほぼ全ての方は、(誰かが掲げた)何らかの理想に向けて日々を過ごしていることでしょう。
上司が部下に対してギャップ非難をし、会社にとって利益となるようにしていくというのはもはや見慣れた光景という方も多いと思います。
もちろん、健全な関係性でお互いに高め合い、無理のない活動であれば良いのですが、残念ながら世の中は広く、また多様な人間性が溢れかえっているため、そのバランスがおかしくなっている組織というのも一定数存在するでしょう。
年功序列制では、いわゆる社長から新人にいたるまでのピラミッド型組織において、ドミノ倒しのようにギャップ非難が連鎖し、機能しています。
中間管理職であれば、自分の上長にギャップ非難をされつつ、部下に対してもギャップ非難をしていかなければなりません。その連鎖の中で一部でも性格の悪い人たちがいて、かつ自浄作用が無いようであれば、いずれはその組織はガタガタになってしまうと予想されます。
📑クレーマー
クレーマーはまさしく『ギャップ非難』を仕掛ける人間の代表格です。
そして立場上、取引相手に対して寄り添うこともほぼないため、その関係性はあまりにも一方的になりがちです。
ただ、今の時代はカスハラと呼ばれる行為に対して深刻な問題として取り上げられ始めてきているので、先程の『相手の要求に応えない』戦略を取ったり、場合によっては法的措置を講じることもありえます。
厚労省は数年前より、関係省庁と連携の上、顧客等からの著しい迷惑行為(カスハラ)の防止対策の一環として、「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」や、マニュアルの概要版であるリーフレット、周知・啓発ポスターを作成し、対策を講じています。
今後は、一方的なギャップ非難のようなカスハラは、度が過ぎると社会問題として意識され、対策もよりしっかりしていくと予想されます。
また、もし現時点で「自分がもしかしたらカスハラの当事者になっていたかも?」と心当たりがありそうな方は、当記事の内容などを心に留め、今後の行動の指針の参考材料にしてみても良いかもしれません。
📑お笑い
これについてはややベクトルが異なり、また賛否両論ありそうですが、先程も申し上げたように『ギャップ非難』というのは、特に日常的なやり取りにおいてはエンタメになりがちです。
これはいじめ問題などをイメージしてもらえれば分かりやすいのですが、いじめというのは、加害者の行為をお笑いという形で正当化してしまう場合が非常に多いです。(この手の雰囲気は皆さんの中でも経験されている方がいらっしゃるのではないでしょうか)
私はお笑い文化を否定するつもりはないのですが、この文化は毒にも薬にもなりうる取り扱い注意な領域だと考えており、倫理観を失うと本当に危険だと思っています。取り扱い方を間違い、一方的なギャップ非難を正当化してしまうと、一部の人間だけが得をしたり、損をしたりする関係性がすぐに生まれてしまいます。
✅️まとめ
今まで取り上げてきた『ギャップ非難』についてですが、こればかりは自然発生的に起こってしまうことであり、またその良し悪しの判断が常に健全になされる保証などはっきり言ってどこにもありません。
ですが、当記事を今までお読みになり、かつ対策を講じたいとお考えの方も中にはいらっしゃると思います。
なので、もし一方的なギャップ非難の被害に遭いそうになった場合、特に私が大切だと思っている以下の2点を意識していただくことを推奨いたします。
・自分の意思決定権を手放さない
・情報を極力集める
人生において、『情報を集めてそこから将来的にどう行動していくか』というのはとても大切なことです。
特に人生の重要な分岐点では、感情的に物事を決めていくのではなく、情報を集め、それらを整理し、最適な選択ができるようにしておくことが非常に大切だと私は考えます。
逆に言えば、ギャップ非難による不当な搾取は、そうすることでしか抵抗できないのかもしれません。それができる文化を形成できるかどうかは私達一人ひとりにかかっているように私は思います。
皆さんはこの記事をお読みになってどうお考えでしょうか。
是非、コメントなどにご感想をお書きいただければと思います。
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