何事においても「外見に気を使った方が人生得するよ」っていう話。
ファッションセンスで人の中身もだいたいわかる。
広報のあーさんです。ごきげんよう。
突然ですが、私は過去、血迷って付き合った男性の中にファッションセンスがヤバすぎる人がいました。最初の方はスーツで会っていたので気づかなかったのですが仲が深まるにつれて私服を見る機会があり、驚愕したことを今でも鮮明に覚えています。
彼はVネックで、厨二病を患ってしまった中学生が着ていそうな英字プリントのシャツに、RPGで出てきそうな謎のネックレスをしていました。装備するとMP消費量が3分の1になる感じの。
「人は見た目で判断しちゃいけない…!いけない…!」とぐっと冷めた気持ちを押さえつけ、好奇心からそれらのアイテムはどこで売っているのか?と聞いてみると「※1●●●●で買って、とても安かった。ネックレスは旅行先で買った。」と嬉しそうな彼。
(※1:地方によくある衣類等が爆安で売っているお店。アイテムによっては素晴らしいので私も時々利用します。)
私の息子が履いている靴の半額くらいの、そのシャツは何度も洗っているせいか毛玉もでき、ヨレヨレです。 彼はもちろん中学生ではありませんし、アラフィフです。
私は、WEBディレクターの仕事もしつつデザインの仕事も少しはかじっておりますので、見た目とかけっこう…いや、かなり気にするタイプです。正直一緒に歩くのが苦痛でしょうがなかったので、とりあえずZARA で一通り服をプレゼントすることにしました。SALE のアイテムも入れて、2万円くらいでそこそこ着回しできるアイテムを揃えることができましたが、彼は「こんな服にお金をかけたのはじめて!こんなお金があるなら飲み代に使いたい!」と言ってました。
(後に友人に、それをあーさんに出させる時点でヤバいし、発言がいろいろヤバいと言われました。)
今振り返って色々考えると、必要最低限に外見に気を遣わない人は自分を俯瞰的に見る能力が低かったりして、空気が読めない傾向にあったり、一緒にいる相手に対する気遣いもできないので「うわ、やべっ!」って一瞬でも思ったら速やかに距離を取った方がいいかもしれません。傷つけないように改善していくのも骨が折れますしね…。よっぽど何か尊敬できる部分がない限りしんどくなります。
デザインにこだわらないから安くしてというクライアント。
その件で、ふと私は仕事のことを思い出しました。webサイトを制作したいというお客様の中にもよく「ホームページはとにかく安く作りたい、デザインもこだわらない」と仰る方がいます。
なのに、その会社の社長の車は高級外車…腕時計もお高そう…。あるあるです。(もっとあるあるは、こだわらないと言っているくせに後から要望が増えてくるやつですが。)
お客様の要望にお応えするのが、WEB制作者の仕事なので、その通りにしますがファッションもホームページも、見る人の印象を考えた方がいいのではないかな…と思うことが多々あります。
彼は、仕事もちゃんとしていて中身もちゃんとしたそこそこ素晴らしい人でした。しかし、ファッションセンスでぱっと見の印象が台無しなんです。
第一印象が良くないと中身を知ろうとも思いません。(最初に会ったのがスーツだったので騙されました。)
ヤバいホームページの会社は、だいたい会社もヤバい説。
とあるビジネス本に「営業の時計と靴を見て、その会社が良い会社か判断しろ」と、書いてありましたが(安っぽかったり、気にかけていなそうだと、営業成績がよくない、給料も良くないのでいい靴や時計を買えない、仕事にスキがありそうで信頼に値しないから取引をしない方がよいとのこと)ホームページでも一緒です。
ぱっと見すごく古臭いデザインだったり、安っぽい微妙な感じだと「あ、この会社儲かってないのかな…」とか「そういうところに無頓着ということは、なんだか他もしっかりしてなさそう」とも思われかねませんし、知りたい情報がすぐにわからない、導線が訳わからんホームページだと、もうそれ以上見る気もなくしてしまいます。
実際、ホームページの重要性を気にしていない、そこまで費用をかけたくない会社は内部も考えが古かったり、必要経費を支払ってもらえなかったりするブラックな会社が多かったりするので、その勘は間違ってなかったりするんですけどね…。
もちろん、お金をかければかけた分だけ格好よくなるわけではありません。たまにお金持ちの方で全身ブランドのロゴマークが入った服を着ている人を見かけますが、なんだか独特の世界観であまり万人受けしていないセンスな気がします。(人の価値観はそれぞれですので、あくまで私の主観です。)
ファッションは、古着やアウトレット、SALE、ユニクロなんかを取り入れて、リーズナブルにある程度格好よくすることができます。
ホームページも要望と、予算を頂ければ、それに合わせて、予算のかかりにくい作成の仕方や素材で、ある程度格好よいものを提供できるかと思います。
Web 制作について、イメージやテーマカラーをお聞きすることがあると思いますが、デザインについては、感覚で「これよさそう」で選んでいるわけではなく、色彩が与える人へのイメージ、安心感のある色の組み合わせなどを学んだ上で、ご提案しています。なので、ある程度はこちらにお任せしていただけると、総合的にまとまり良く制作させていただけるかと思いますので、助かります。
(リベロはホームページ制作も請け負っておりますので、是非ご相談くださいね!)
類は友を呼ぶ。
よく” 自分がなりたいレベルの人と付き合うと、自分もそうなる”また、”付き合う人間は自分と似た人たちになる” といいますが、 ビジネスにおいても、「ホームページに気を使おう!」と思う会社は、同じようにホームページに気を使っている会社が取引しようと集まってくると思いますし、細かいところまでチェックしている慎重な方が採用に応募してくると思います。なので、自分が付き合いたい、今後取引をしたい会社、付き合っていきたい人をイメージしてweb 制作を依頼されてもいいかもしれませんね。
コロナ禍でますますネットでの情報が重要視されてきている風潮です。
中身(サービス)がよくても、外見(ホームページ)が良くないと、とっかかりが少ないよ、外見が良い方がモテるよと、自分の体験を踏まえて、まろやかにweb 制作の宣伝をしてみました。
どうぞよろしくおねがいします。
…と冒頭は散々元彼のファッションセンスをディスって、お前のセンスはどうなんだって感じですけど、instagramのおしゃれママを参考に無難なアースカラーの組み合わせで毎日やりくりしています。すんごいオシャレ!な感じじゃないよ。偉そうにしてすみません。
また余談ですが、あと10年くらいしたら、価値観も変わって多分相手の着てる服とか全く気にしなくなる気がします。