わたしの好きなえほん《トマトさん》
おはようございます。今日も暑くなるそうですね。
2年生の娘が育てているミニトマトが芽を出しました。娘はトマトはきらいだけど、トマトの芽の方は可愛くて仕方ないみたいです。
トマトと言えば
『トマトさん』(田中清代:作・絵)が有名ですよね。
もう十何年前だったか‥‥私はこの大迫力のお顔を見たとき、一瞬で心を奪われてしましました笑。そして中身を開いて再度惚れ。
とてもシンプルなストーリーの中に、トマトさんの可愛らしさや、素敵な仲間達の魅力がギュッと詰まっています。そして、言葉選びがとても綺麗。声に出して読みたくなります。
挿絵も言うまでもなく。
カラフルなのに色味が抑えられていて懐かしい色彩。
線は繊細で柔らかく、奥行きがあって躍動的。トマトの茎なんかも、生き物だと感じさせてくれます。そして、なんと言っても、一目で心奪われたシュールで大胆なトマトさんのお顔と表情‥‥
と、私にとっては魅力と憧れしか無い絵本です!
もちろんヘンテコ好きの子供達にも大人気。何度も読んで読んでとせがまれました。
擬音語も散りばめられていてとっても楽しい絵本ですよね。
急に暑くなったこの頃、涼しくなれるおすすめの一冊です。
それではまた!