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〜手から伝わる愛情〜ロミロミという不思議な時間。
ロミロミ(ハワイの伝統的なマッサージ)を副業として始めて、もう6年が経つ。副業と言いつつ、私の仕事史上一番続いている職業だ。最近は特に宣伝もしておらず、友人や紹介を中心としたお客様から「受けたいです」と連絡をいただいく形で予約を受けて、月に10名ほどにロミロミをしている。
スクールに通っている頃はロミロミ一本でやっていく道を考えたこともあるが、会社で働くことも大好きだったので副業という選択肢を取った。心に余裕を持って一人一人に愛を込めてできる今のペースに喜びを感じているし、私のお客さんは私がロミロミ以外の仕事や世界を持っているからこそ、私のロミロミを受けてくれているところもある。
ということで、フリーランスになってからもロミロミは大事な大事な "副業" という位置付けのままにしている。
副業といえど、いや、副業だからこそ、定期的に新しい技術を身につけたり、練習会に参加したり、生理解剖学を学んだりして、自分なりに研鑽に励んでいるつもり。でもやはり、本業で一日何人も施術している本業セラピストさんには技術面では叶わないのでは無いか?という葛藤も無くは無い。ロミロミはどんなに「上手」と言ってもらえても、一生自分の施術を自分が受けてみることはできない。だから、自分がどんなロミロミをしているのかは、どうやっても分からないのだ。
だけど、私はなぜかロミロミに自信がある。
正確に言うと自分のロミロミへの自信と言うより、
ロミロミの力を信じている。
本業セラピストでも無ければ、いつでも気軽に予約できる便利さも無い。
なのに、リピートしてくれる人がいるのはなぜだろう?
ロミロミでは「頭のてっぺんから背骨のきわのラインがクライアントが繋がりたいものと繋がれる道筋になっている」と言われている。クライアントが繋がりたいもの・・・神様なのか、ご先祖なのか、自分となのか、大地となのか・・・は私には分からないが、私はそれとクライアントとを繋げる媒介になる意識でロミロミをしている。
そのために、先生に習った通りの儀式として、前日の夜にはホットストーン用の石を月夜にあて、その人のことを想う。私はクライアントの名前を眺めて、その人が生まれた時のことを想像して「こんな思いを込めてつけられた名前かなー」とか「どんな赤ちゃんだったのかなー」なんて想像を巡らす。そうすると、来た時には親戚の子が遠くから来てくれたような愛おしさに・・・。
そしてグラウンディング(地に足をつける)をして、挨拶をして始める。
ハワイの豊かな自然と哲学から生まれたロミロミを施す。
ロミロミをしていていつも思うのは「これは私の力では無いな」ということ。ロミロミ自体、気持ちを込めて愛が伝えられるような設計になっている。長年かけて培ってきた叡智が私に偶然なのか必然なのか伝えられ、誰かに施せる機会をもらった。その結果、私のロミロミで元気になってくれたり、癒されたりしてくれる人がいる。
気持ち良かった、身体が軽くなった、だけでなくこんな風に言ってもらえることもある。
「こんなに優しくされたことは無い」
「お母さんより優しい(笑)」
「おつかれさま、ってずっと言ってもらっていたような気がした」
「こんな形で愛を受け取ったのは初めて」
「インスピレーションが湧いた」
これは、絶対私の力じゃ無い(笑)
「ロミロミの神様(仮)、ありがとう、ありがとう、ありがとう。」という気持ちになる。
ロミロミ、すごい!!!
昨日は、ロミロミの先生がハワイから来ていて、セラピスト仲間との懇親会だった。もう笑顔と笑い声の絶えない、それはそれは気の良い会だった。
愛と笑顔と明るさ。その奥にある強さ。
大事にしたいなーと改めて思ったとさ。
撮影=はしもとん
(おしまい)
◆オンラインで自分で自分に愛情を注ぐ、セルフロミロミ講座します♡
3/8(日) 21:00-22:00
お風呂上がりや寝る前の時間に、ご家族とぜひー♬
◆関連記事:会社員時代に取材された時の。
◆一応、ホームページ!
ご予約は pualanimeguro@gmail.com まで。
◆キャンプしながらLIFEを考える「The Life School」
◆日経クロスウーマンでもブログを書いています