変わったこと(人とのつながり方)
移動制限も全面解除になり、先週末から街に人が戻ってきたことを実感しています。まだまだ若干他県に移動したり、一定距離を保つことができない場所は抵抗があります。この3ヶ月位でだいぶ自分のマインドも変わりました。
個人的には会社を辞めた時期とも重なったので、外出用の洋服を買うことが極端に減りました。オンラインで見つけて条件反射で購入したお気に入りの洋服は、着ることのないまま半袖の季節に突入し、いつも買っているブランドのだから良いかと思ってオンラインで買った靴たちは、家の近くのコンビニやスーパーに試し履きする位しか活躍せず、そのままいつの間にかそういうお洋服とか靴とかアクセサリーに対する物欲がほとんどなくなってしまいました。(実際家でテレカンするなら、GUの服とかで十分なんだよね。気分は置いておいて)
家にいることは私にとって全く苦ではなく、自炊も元からやっていたのでそれほど頻度が上がるわけではなくランチ作ることが増えた位。なので正直、何かができなくなったとか、何かが制限されたとか、そういうストレスはほとんどありませんでした。
一方、会社を辞め、外出自粛期間となり、私にとって大きな不安は、人とのつながりが極端に減ってしまうことでした。仕事上のメールやチャットを交わすこともなく、極端に言ってしまえば、私がいようがいまいが誰も気づくことはない。外出自粛期間がなければ、もしかしたら近況報告を兼ねて友達とご飯やお茶に行けたかもしれない。でもそれもないし、このまま誰とも会話しない自粛期間を過ごすんじゃないかと不安になってました。
けど結果的には、この状態になる前よりもはるかに、人とのつながりが広く、頻度高くできてました。一昔前、特に用事はないけど友達と電話で世間話をしていたように、それをオンラインでやるようになったり(実際、特にスケジュールに入れてないけど「今からちょっとzoomで話さなーい?」みたいな会話がとても多い)、チャットやSNS上での会話は恐らく今までになかった位多くなりました。
それに、私自身がオンラインでこれまでよりも発信したり、意見を言ったりする頻度が高くなったと思います。基本家で作ったご飯だとか思いついたこととか大した内容ではないのだけれど。あと今までほとんど人の投稿にコメントしてなかったんですが、ちょっと伝えたいことがあったらコメントをするようになりました。それが会話のきっかけになることって結構あるんだなと実感しています。
自分から積極的に話しかけるとか、自分の考えを積極的に発信するとか、仕事ではやるけれど個人としてはそんなに大事だとは思っていなかった。それは一方で他者に対する甘えで、まあ定期的に会うしとか、言わなくてもわかってくれるだろうとか、きっと見ててくれるだろうとか、そういうことをどっかで思ってたんですよね。けれどオフラインで会話をすることがほぼ皆無になって、オンラインの場では意識的にコミュニケーションをしないとつながり自体がなくなってしまうし、それには自分を思い出してもらわないといけないし、そのためには私が生きてます、こんなことしてます、こんなこと考えてますってまず発信しないといけないし。
なんかそこらへんの人とのつながり方が変わった気がします。無理して自分から発信するということではなく、これまでよりももっと気楽に発信できるようになったというか。今までより、考えていることを言語化してオープンにするほど、人とのつながりが生まれるような気がします。