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愛しても愛しきれない✧♡

 春が好きなので、八戸の桜を観たり、弘前に出かけて行ったり、忙しい。

 マンガを描きたいけど、はかはかして、まずは春を優先する。

 棟方志功が言っていた言葉に全く共感する今日この頃。

「愛しても愛しきれない。
 哀しんでも哀しみ切れない。
 それが板画です」

 昔観た棟方のドキュメンタリー。
 棟方が言い終えると、津軽三味線が絶好調に掻き鳴らされる。

 そうそう、私は、春に対して全くそのように感じる。
 生まれた日に近い、大好きな春。

 春ってだけで素敵なのに、自分のテンションも最高潮の牡羊座だ。

 毎朝、春を見て、写真を取り、短歌に詠み、noteに書く。

 それでも足りない。

 あふれるほどの春をあふれるほど感じている。

 いくら私が何かをやろうとしても無駄なぐらいに。

 春はあふれている。

この桜、いつも定点観測みたいに撮る

 

大好きな木を対岸から撮る


キタキタ、つぼみ零れる


桜の森の満開の下がスコシ味わえる公園


次に咲く君を待っているよ


この圧倒的な密度、眼が眩む

 ソメイヨシノが満開になったと思ったら枝垂桜がほころんだ。
 目が離せない。
 

散歩しているだけだが、毎朝、こうでは、美しすぎて


毎朝、至福の散歩道なのである

 弘前に行く一日前の映像だ。
 歩いて5分もたたぬうちにこの景色を抱いているのだ。

 それでも弘前に行く必要があるのか?

 と思いつつ、また弘前に行き、古い桜の木に打ちのめされて帰ってきた。

 今朝はまた違う写真を撮っている。

 真面目な話、切りがない。

 毎日、桜の画像が増える。

 愛しても愛しきれない。
 惜しんでも惜しみ切れない。

 それが春です✧♡