家事のロワイヤルの話のはずが✧♡
先日、大掃除を越えて新年も家事のロワイヤルをやっているという記事を投稿したら、「まだ折り返し地点じゃないですか!もう諦めなさい」的な悪魔の囁きを頂いた。
いや、そんな囁きを頂くと、より、堅固な意識を持つというものだ。
守護霊からの逆メッセージだったかもしれない。
ということで、今日もマジメに取り組んだ。
家事のロワイヤル✧♡コンプリート
1寝室の鏡台の引き出しの中の整理(1/7)
2居間の私のパソコン周りの整理(1/6~11)
3階段下の物置のものを洗濯(1/7)・乾燥(1/8~9)・収納(1/10)
4洗面所の壁の水拭き(1/8)
5引き出しの中の整理(1/11)
今年やりたい10のこと
1私の部屋の細々としたものの整理(スライド写真他)
2私の部屋の本の整理
3私の部屋の絵と額の整理
4黒帯の部屋の私のパソコンを私の部屋へ
5寝室の洋服の整理
6年賀状の返事w
7絵の額を壁にかけること
8家中の窓拭き
このやりたいこととはあくまでも家事のロワイヤルに限ったこと。
あと八つだ!
2つ減ったのだ!5つ終わったことになっているのは、新しい掃除を発見してしまうせいだ。(←もしや、きりがない?)
5つぐらいは、来年に持ち越される可能性があるけど(←弱気)
だって、人生には掃除よりも大事なことがあるよとあやのん氏。
(突然、他人の振りをする)
私の母親がそういう人だったw。
いつも掃除するより、外に出かけていた。
自称八方美人。
私は、そんな母を少しだけ、軽蔑していた。(←自分が八方美人にしておいて起きた出来事に、ぶつぶつ言っていることに対して)
私はそういう裏表のある大人にならないと誓って、嫌なものは嫌と、正直に生きてきたけど、それって、大人げないと言えないことも無い。
大人になると、嘘は方便って言うか。
トム・ソーヤの冒険だったか?ハックルベリーフィンだったか?
「優しい嘘」っていう章が出てきて、びっくりしたことがある。
優しい嘘があるの?と子供心に驚いた。
保育園の頃、パンを買いなさいと50円玉を渡されたら、お釣りの観念が無いから、50円のパンを買わなければと思い込んでいた。
当時のパンは、10円とか20円とか30円とかで、50円のパンを捜しているうちに、保育園を通り過ぎてしまった。
子供って、そんな風なのだ。
知らないうちは、何も知らない。
中学校教師の時に、特別支援学級を持ったことがある。
とてもかわいい少年一人の担任。
彼に、1月は31日あるでしょ、という話をしていた。
一か月には、31日と、30日の時があるんだよ。
どうやら彼には初耳のようだ。ぽかんとしている。
30日の月を覚えちゃおうよ。
西向く士(さむらい)→2.4.6.9.11
自分はそんな風に覚えたから彼に教えようとしたけど、どうもうまくいかない。全くピンと来ていない。
説明しているうちに、彼に、昨日・今日・明日という概念が無いことに気付いた。今日が、何月何日かわからない。
やばい。自分がなんとなく獲得してきた知識。
いったいこういう曖昧なことを、私は子供の頃、どんなふうにして理解したんだろうか?
昨日が1月10日で、今日が11日で、明日が12日なこと。
難しい。どうやって彼にそれを伝えたらいいのか?
わからない。
でも、不思議なこともあった。
ニュー・シネマ・パラダイスっていうイタリア映画が大好きだったので、彼と2人で、その映画を観てみた。
すると、彼は、頬杖をついて、にこにこしながら言うのである。
「僕は、トトで、先生はアルフレッドなんでしょ?」
なんだか、この映画のことはざっくりと、彼は理解している。
昨日と、今日と、明日は、何日か全くわからないのに。
それからも、2人で、生活の時間に、ニュー・シネマ・パラダイスの音楽をかけて、体育館を、曲に合わせて走ってみたり、踊ってみたり、ずっと、彼はトトで、私はアルフレッドだった。
あの、理屈では何とも言えない時間はなんだったのか、不思議だけど、私と彼は、2人共、ニュー・シネマ・パラダイスが好きだった。
この記事を書きながら、なぜか私は泣いている。
あの時、私は、彼と理解し合っていた。
昨日と今日と明日が分からなくても、ニュー・シネマ・パラダイスという映画が2人共大好きだった。
今日の書き出しと結末が全く違うこの記事は何?
いいじゃない。人間だものw。