このドラマはヤバい「母の待つ里」✧♡
久々、ドラマに心を持って行かれた!
浅田次郎の原作。ネタバレに気をつけつつ書きますが、この記事さえ読まずに見て頂きたい気がします( ´艸`)
第一話で、すぐにわかること。この母の待つ里はビジネス。一泊50万円の旅行。セレブしか行けない、そんな、嘘くさい旅行なんて、成立するわけないじゃんと、たぶん誰もが感じると思う。
しかし、しかしだ。
女優、宮本信子の説得力が凄い。
別に私自身、ふつうに青森県に私の母がいて、すでに亡くなっているわけだが、岩手県にこんな母が迎えてくれる村があって、うっかり自分が50万円を払って、行ったとして、母のいない悲しみも、癒してくれそうな家なのだ。その家の母なのだ。
そこの家の子供という設定で訪れた客は、みな、自分をそこの母の子供だと錯覚する。錯覚なのかな?
騙されているのか、これは芝居なんだよな、と思いつつ、みな、その状況にハマってしまう。
東北の限界集落と合体した最先端のビジネス。そんなありそうであり得ないビジネスがなぜか、みなの心を打つ。いったいこのドラマはどこに決着するのか、ミステリーすぎて、観ずにはおられない。
今日、録画を観終わって、衝撃を受けているところです。
なんていっていいのかわからないが、誰の心の中にも、母という存在があり、それは無意識で、同じ姿なのかもしれない。
自分の母と似ても似つかなくても母らしい。
というくらい、宮本信子が凄い。
久々に衝撃を受けた。
すっごい、ドラマです✧♡