4500人に1人

ロキタンスキー症候群になる確率は、現在4500人に1人と言われています。私が17歳の時、約20年前になりますが、その時は5000人に1人と言われてました。なので、現在もあまり変わらない確率で出生されているんですよね。

厚労省の人口統計から概算すると、年間約 110 人の ロキタンスキー症候群の患者が新たに出生しているらしく、そもそも、4500人に1人って、割合として少なくない数字だし、2020年、現時点での日本の女性の人口が、64,815,079人で、単純に計算すると、日本では約14000人いる事になります。

前回書いた通り,症状も様々で

きちんと診断できる医師も本当に少ないんじゃないかなって思うし、専門医も、ほとんどというか、ほぼいません。

私は、17歳の時に病院に行った時に、初めは内診はされず、最初に初潮を促すために「ホルモン剤を飲みましょう」と言われ、それでも、生理は来なくてエコー、内診、血液検査、(うろ覚えですがCTかMRI検査もしたかもしれません)を得て

「子宮が見当たらない、膣も浅い」

と医師に言われただけで、きちんとした病名を言われたわけではありませんでした。

でも、ホルモン剤を飲んでも生理が来ない、子宮も見当たらないって、当時17歳でしたが

ああ…自分は子供が産めないんだな…

っていうのはしっかり理解できたのは覚えてます。

17歳でしたが、いつか大人になったら結婚して、好きな人の子供を産んでって、ぼんやりとした将来の自分を思い描いていた私にとっては、頭では理解できても、すぐに受け止められる事でもなかったし、ショックではあったのですが、まだ10代の私にとっては、実感として受け止められないというか、そんな心境だったと思います。






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