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【エッセイ】キャンプ場でフルーツサンドを食べた話

2024年10月
休日にキャンプをする。
キャンプ場にはフルーツサンドが売っていた。

食料はたくさん買い込んでいたが
フルーツサンドの誘惑には勝てなかった。

準備がひと段落し、キャンプ場の景色と共に
フルーツサンドを頂く。

キャンプ場の緑にフルーツサンドはよく映えて
目にいいな、とよく分からないことを思った。

柔らかなパン生地を優しく噛むと、
クリームが口の中に溢れ、次にごろっとした
ジューシーないちごが流れ込む。

お次はキウイ、バナナ、みかんとフルーツ達が
私を味覚の魅惑の世界へ連れ出す。

クリームの中で踊るフルーツの存在感は最高だ。

焚き火の匂いが薫る中、フルーツサンドを頬張る私の頬に秋を感じるそよ風が吹く。
その風は日々の疲れもふーっと飛ばしていった。

これはシャインマスカット。
誘惑に完全敗北。

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