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「Pieces」御礼と共同研究者の募集

「Pieces」会期終了と新刊完売の御礼


個展「Pieces」ぶじに終わりました。
個展のための新刊『Pieces』100部完売いたしました。
見守ってくださった方々、手にとってくださった方々、ありがとうございました。
前夜祭にはじまり、日々のツイートや記事のアップ、ならびに中夜祭やオンライントーク、それから昨晩の朗読の配信まで、ほんとうに毎日にぎやかにたのしく過ごさせていただきました。それぞれ見てくださった方も、ありがとうございました。

(店内写真はサニーさんからお借りしています。サニーさんの店内写真を見ているとサニーさんへ行きたくなる...)

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ずっとだれかと一緒にいるような日々でした。
自分の一部は東京にあり、はたまた一冊の本として、情報として、いろんな町へ散らばって〝ここ〟にいながら、あなたがいる〝そこ〟にもいることができるのだと今回の展示を通して強く感じました。
それはSNSで声をかけてもらったり、手紙を受け取ったり、来店されたお客さんのお話をサニーさんから聞いたり、そんな風に毎日ちいさく手を振り合うことが、わたし自身の「実在」に実感を持たせてくれました。

個展がはじまった当時と今では世間のムードもすこし移ろったように個人的には感じられます。ここから見える景色も変わりました。でもわたしたちはふたたびひとすじの風に散りばめられて、ひとりきりだと疑わない日がやってくるかもしれない。そのときはまた「手紙を書きたい」となんらかの形で声に出そうと思います。離れているけれど、隔たれているけれど、あなたとはもう出逢っているから、言葉は遠くまで飛ぶから、わたしは投げてみようと思う。

「Pieces」の展示や本の中の写真に
「そこに行ったことはないのに、なぜだかなつかしい」
という旨の言葉をいくつかいただいて、ああつくってよかったと心から思いました。
ほんとうに、ありがとうございました。

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後夜祭&発送祭について

「すべての散りばめられたわたしたちへ手渡す50のかけら」
こちらも昨日完売いたしました!
手にとってくださった方、ありがとうございました。

ここ2日ほど後夜祭の準備などに取り組んでいたため、発送遅れております。お待たせしてしまい申し訳ありません。ひとりでひとつずつ宛てています。どうかもうすこしだけお待ちいただければと思います。

後夜祭についてですが、SUZURIのサービスを使ったアイテムを販売いたします。アイテム数はなんと50点!ぜひお店まであそびに来てください。
(わたしも発送祭の合間にお買い物する予定です...)


昨晩の配信では他イベントについても予告しましたが、おひとりずつにエネルギーをきちんと注ぐべく、後夜祭ではグッズ販売のみ開催します。終わりのほうにもしかしたらまた朗読を配信するかもしれません。
(配信でお伝えした12月の予定と、臙脂色が似合う詩集の制作はそれぞれじわっと進めてゆきます)

場所やひとを求めています


個展やイベントがしたいです。
一緒に本やものや、あるいは詩をつくることでもいいかもしれません。
県外への移動もしていない日々なので、展示だとしたらどの町でもおそらく在廊は叶わないと思います。派手なパフォーマンスはできないし、すごく目新しいこともできませんが
「〝ここ〟にいながら、あなたがいる〝そこ〟にもいることができる」
ということを、言葉と紙媒体でひきつづき取り組んでいきたいです。
究極的なことを言えば、わたしは場所がなくても詩を届けることができるかもしれませんが、本に出会える空間、作品とふれあえる空間で他者と出会えるよろこびを失うことは考えられません。ここまでずっと個人書店という存在が自分にとってまだ見ぬ誰かとの大事な架け橋であり、可能性とよろこびを与えてくれたおおきな存在でした。これからもそのことに変わりはありません。

場所を持っておられる方、運営されている方が今「ここにいる」ということをどんな風に感じておられるのか、そして今会えないひとたちとどうやって会おうとしているのか、話を聞きたいです。
詩作よりも手前にあるコミュニケーションとして、詩が、本が、手紙の言葉が有用だとわたしは感じています。
「会えないならば会えないなりの会い方がある」というのが持論です。
そして自由研究のテーマのひとつでもあります。
この世は生きている限り、実践の場です。

この世で今、ひとと生きることについて、一緒に自由研究してくださる場所やひとを求めています。扱う時間は長期でも短期でも期間限定の祭りでも。

大変抽象的な文章ですがなにか伝わったなら、こちらへご連絡ください。
よろしくおねがいします。

ikdayano☆mail.com (星を@に変えてください)

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